所さんのニッポンの出番! 2016年5月10日放送回

『所さんのニッポンの出番!』(ところさんのニッポンのでばん、英称:REDISCOVER JAPAN)は、TBS系列で2014年10月21日から2016年9月13日まで毎週火曜日の19:00 - 19:56(JST)に放送された日本の教養バラエティ番組。司会を務める所ジョージの冠番組。全70回。初回放送は19:00-20:57(JST)の2時間スペシャルとして放送。

出典:goo Wikipedia

放送日 2016年5月10日(火) 19:00~19:56
放送局 毎日放送

番組概要

オープニング (その他)
19:00~

今、日本美術が再評価されている。超絶技巧の日本美術を紹介する。

「番組オリジナルQUOカード(1000円分)」を50名にプレゼント。応募のキーワードは番組中に発表。

キーワード
原安三郎コレクション 広重ビビッド展
歌川広重
生誕300年記念 若冲展
伊藤若冲
番組オリジナルQUOカード(1000円分)

いま、世界が喰いつく!ニッポンの美術館ツアー (バラエティ/情報)
19:01~

明治工芸の製作時期は明治初期から大正。日本美術史からこつ然と姿を消したが、その明治工芸が海外で大人気となっている。明治工芸のオークションに密着し、明治工芸の謎に迫った。

スタジオで、明治工芸の一つ「蝶菊尽くし茶碗」を紹介。茶碗の中には無数の蝶が描かれている。ビビる大木は「細かすぎて蝶と気付かないぐらい細かい柄」とコメントした。筒井康隆は「細かすぎて幻覚を見ているような異常な感じ」と話した。。

全て異なる柄の2000匹の蝶が底に描かれている茶碗を紹介。1匹のサイズは約3mm。「蝶菊尽くし茶碗」といい、今から100年以上前に作られた。当時は美しさだけでなく、超絶技巧で見るものを驚かせる「明治工芸」と呼ばれる美術品が数多く生まれている。

「清水三年坂美術館」を紹介。美術マニアが絶賛するお宝を多数所蔵している。館長の村田理如さんは、世界を股にかける明治工芸のコレクター。この美術館では、館長が自ら集めた1万点以上の明治工芸の中から選りすぐりの作品を展示している。

清水三年坂美術館に所蔵されている「喜座柿」を紹介。本物そっくりの柿だが、象牙で作られている。牙彫と呼ばれ、明治工芸の一つの分野だという。部屋にこっそり置いておき客を驚かせるために作られた。

清水三年坂美術館に所蔵されている「伊勢海老」という金属の置物を紹介。「自在置物」という生き物が本来できる動きをそのとおりに再現可能にした金属工芸だという。自在置物を作る職人は、生き物の形・構造を実際に観察しながら制作していた。伊勢海老を長年研究している神奈川大学の大平剛准教授も、驚きを隠せないでいた。

目を疑う超絶技巧の逸品が続々登場! 赤坂迎賓館にある明治工芸の傑作とは!?

キーワード
明治工芸
ニューヨーク(アメリカ)
蝶菊尽くし茶碗
清水三年坂美術館
清水寺
喜座柿
パイナップル・バナナ
伊勢海老
自在置物
神奈川大学
自在置物 蛇
赤坂迎賓館

いま、世界が喰いつく!ニッポンの美術館ツアー (バラエティ/情報)
19:17~

現代では再現可能とされる明治工芸。「清水三年坂美術館」は明治工芸を多数所蔵している。高さ約14cmのタンス「金工 名所図小箪笥」を紹介した。小物入れとして実際に使うことができ、開いた扉の裏には金閣寺が描かれている。

象牙を使った「象彫 竹の子、梅」を紹介。アフリカゾウの牙の先端を利用して採れたての竹の子と梅を再現している。作者の安藤緑山は人との交流がほとんどなく、弟子もいなかったため技術が後世に受け継がれていないという。現代の数少ない牙彫師の宍戸濤雲さんも、安藤緑山の作品の再現にこれまで何度も挑戦してきたという。しかし再現することはできなかった。

作者が初めて開発した色とミリ単位で並ぶ花びらが特徴の明治工芸を紹介する。

緻密すぎる超絶技巧に人間国宝も脱帽!

キーワード
清水三年坂美術館
明治工芸
金工 名所図小箪笥
金閣寺
蒔絵 渦文蒔絵香合
象彫 竹の子、梅
アフリカゾウ
安藤緑山
日本左刃彫刻会

いま、世界が喰いつく!ニッポンの美術館ツアー (バラエティ/情報)
19:25~

「七宝 花文飾り壷」を紹介。作者の並河靖之は自ら釉薬を研究開発し、七宝界でそれまで不可能だった黒色を開発した。その黒色は「並河ブラック」を呼ばれ、万博で幾度と無く金賞を受賞している。清水三年坂美術館の村田館長は、

清水三年坂美術館の村田館長は、並河靖之の作品で長年探しているものがある。その作品にまつわる場所は赤坂迎賓館。花鳥の間の三方の壁には、楕円の七宝パネルが合計30枚はめこまれている。これも明治工芸の傑作だが、作者は並河靖之ではない。しかし元々は並河靖之に発注され、実際に試作品を2枚作っていた。村田館長はその2枚の試作品を探しているが、今も行方不明だという。

「金工 群鶏図香炉」を紹介。蓋に施された模様は、金槌でタガネの頭を叩いて作られている。人間国宝の彫金家である桂盛仁さんも、「どうやって綺麗にできるのか分からない。自分たちは打てない」というほどの凄さだった。香炉の蓋は一枚の銀板をドーム状にして作られており、約70個の菊の花が彫られているがミスの痕すらなかった。作者は正阿弥勝義という金工家。若いころから刀装金工家として活躍していたが、廃刀令で失業の危機に陥り、工芸品制作に移行したという。

明治政府は近代化を目指し、外貨獲得のための貿易を強化する。そこで腕の良い職人たちに、外国人向けの工芸品を作らせたことで明治工芸が発達した。明治政府がそれらを万国博覧会などで展示すると、日本の工芸品は世界の注目を集める。その結果、明治工芸の輸出総額は最高で年間1000億円以上となった。しかし近代化により職人の人件費を支える賃金が乏しくなった他、明治工芸の一級品の多くが海外に流出したことで、明治工芸は廃れていった。現在、村田館長は海外から明治工芸を買い戻している。

スタジオで、村田理如の保有する明治工芸を紹介する。

一体何で描かれている!?驚きの超絶技巧!

キーワード
明治工芸
清水三年坂美術館
七宝 花文飾り壷
パリ万国博覧会
並河靖之
赤坂迎賓館
金工 群鶏図香炉
正阿弥勝義
フィラデルフィア万国博覧会

いま、世界が喰いつく!ニッポンの美術館ツアー (バラエティ/情報)
19:41~

スタジオで、村田理如さんの保有する明治工芸を紹介する。「刺繍絵画 豹に鸚鵡図」と「刺繍絵画 波濤図」を紹介した。村田さんは、「技術的に幕末と明治が頂点だった」などとコメント。江戸時代の間に刀が美術品化したことで、明治工芸の技工が発展したという。

村田理如さんが館長を務める清水三年坂美術館。「日本人に明治工芸の素晴らしさを知ってもらい、それによって工芸を目指す人たちが人を感動させ、驚かせるものを作ることを期待している」などと話した。そんな村田さんのもとに、明治工芸のオークションがニューヨークで行われるという情報が入った。出品されるのは宮内庁が所蔵している「蘭陵王」によく似た作品。

オークションが行われるのは「クリスティーズ」というオークションハウス。オークションの現場に潜入した。オークション前日まで行われる下見会に、村田さんの姿があった。村田さんはお目当ての作品「金工 蘭陵王置物」を見て、「私が見た中で最高の作品。これが一番ほしい」とコメントした。

オークション当日、村田さんは緊張の面持ちで会場入りした。オークションは代理人を介して世界各国から電話で参加できる。スタート価格は150万円。始まるやいなや価格が急上昇し、開始30秒で予想価格の3万ドルをオーバーした。村田さんが3万8000ドルを入札すると状況は一変。入札が止まり始めた。価格は500万円台に突入した。

日本の宝を取り戻せるか!? 視聴者プレゼント応募キーワード発表。

キーワード
明治工芸
刺繍絵画
刺繍絵画 豹に鸚鵡図
刺繍絵画 波濤図
清水三年坂美術館
ニューヨーク(アメリカ)
宮内庁
蘭陵王
クリスティーズ
金工 蘭陵王置物

いま、世界が喰いつく!ニッポンの美術館ツアー (バラエティ/情報)
19:52~

オークションに出た明治工芸の逸品。日本に取り戻すべく、村田理如さんがオークションに挑んだ。予想価格の330万円をはるかに超え、500万円台に突入すると入札者は村田さんを含めて数名に絞られた。村田さんは600万円を入札。見事落札した。

スタジオで、村田理如さんはオークションについて「2000万円くらいまでは入札するつもりだった。落札した瞬間は心臓がドキッとした」とコメントした。藤崎ミシェルは「あの技術が未来で復活すればいいと思った」などと述べた。筒井康隆は「この番組で初めて良き目の保養をした」と話した。

キーワード
明治工芸
金工 蘭陵王置物

エンディング (その他)
19:55~

「所さんのニッポンの出番!」の次回予告。

「番組オリジナルQUOカード(1000円分)」を50名にプレゼント。応募キーワードは「超絶技巧」。応募は番組ホームページで。

キーワード
番組オリジナルQUOカード(1000円分)
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