『NEWS23』(ニュース・ツー〈もしくは「トゥー」〉スリー)は、1989年(平成元年)10月2日よりTBSをはじめとしたJNN系列が生放送している平日最終版の報道番組である。 番組開始から2008年3月28日までは『筑紫哲也 NEWS23』(ちくしてつやニュースツースリー(もしくはトゥースリー))として放送しており、初代メインキャスターを務めた筑紫哲也の冠番組であった。 2010年3月29日から2013年3月29日まではNEWS23の名を残した新番組『NEWS23X』( - クロス)として放送していたが、2013年4月1日放送分からは『NEWS23』に名前を戻している。 本稿では2008年3月31日から2010年3月26日までと2013年4月1日から放送の『NEWS23』を中心に記述する。
放送日 | 2018年3月20日(火) 23:00~23:56 |
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放送局 | 毎日放送 |
森友学園をめぐる決裁文書改ざん問題で、来週27日に元国税庁長官の証人喚問を実施することが決まった。野党は安倍昭恵夫人らの証人喚問も求めているが、与党側は拒否する方針。昭恵夫人への疑念は日に日に膨らんでいる。昭恵夫人に関わるメモが1枚丸々削除されていたことが新たに明らかになったのだ。今日の国会でも野党の追及が続いた。共産党は被告の書いたメモを独自に入手し、そこに財務省が金額を提示したことが書かれていると指摘。財務省はメモの信憑性に疑いがあるとした。また元国税庁長官への退職金が5000万円であることが判明。退職後1か月以内の支払いが義務付けられているが、現時点ではまだ支払われていない。
オープニング映像。
星浩は証人喚問を決めたのは二階幹事長で、昭恵夫人への喚問についても二階氏次第だと述べた。
文部科学省の前川前次官が中学校で行った授業について、文科省が中学側に録音データの提供などを求めた問題。文科省は問い合わせをしたのが自民党の赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員だと明かした。赤池議員は文科省幹部に「国家公務員法違反者が教壇に立てるのか」といったメッセージを送ったという。前川氏は事務次官時代に違法行為で懲戒処分を受けている。幹部は「対応します」と答え、名古屋市教育委に問い合わせを行った。林文科相は、あくまで文科省独自の判断で行ったと主張。しかし文科省は、池田議員の意見を受けて問い合わせの内容を修正している。赤池議員は教育に介入した認識はないと話した。
自民党の池田佳隆衆院議員は、党の文部科学部会に所属。部会長の赤池議員を補佐する部会長代理を務めている。政治家転身前は日本青年会議所の会頭で、2006年には「日本は自国を守るためにやむをえず戦争をした。アジアを解放するための戦争だった」といった内容の教材用アニメを制作した。池田氏は戦争を肯定・美化してはいけないとしつつ、自虐史観を批判。同年に安倍総理と対談し、2012年には安倍陣営の出陣式で挨拶した。安倍チルドレンとして初当選し、現在当選3回。学校教育における政治的中立性を確保するためのPTで座長を務め、中立性を逸脱する事例をネットで募集して、教師から政治的介入だと批判を受けた。池田氏は問題発覚後、地元でのイベントを欠席し、公の場に姿を現していない。
赤池議員は、今回の件が圧力になるなら国会議員は仕事ができなくなると話している。星浩は、国会議員の仕事は中学校の授業内容に注文をつけることではないと主張した。
埼玉県川口市の戸塚中学校に通っていた少年は、中1の春からサッカー部でいじめを受けた。無視や仲間はずれ、暴力が行われ、顧問に訴えたが、取り合ってもらえないどころか、別件で叱られてコブができるほどたたかれたという。いじめはエスカレートし、2年生の2学期に不登校に。少年はカッターナイフで手首を切って自殺を図った。母親が学校に訴えると、校長は1年の頃から嫌がらせを認識していたと謝罪したが、「嫌がらせをする子たちは要領がよく、その点、少年は遅れているんじゃないか」とも発言。保護者説明会では、顧問が「死ねというのは挨拶みたいなものだ」と話した。そして学校側はついに、これはいじめではないと言い出した。
いじめ防止対策推進法では、いじめが原因の長期欠席を重大事態と定め、学校側の調査を義務付けている。母親が重大事態に該当すると訴えると、校長は「子供たちに悪気はなく、いじめではない」と主張した。母親は文科省や埼玉県教育委員会に対し、川口市への指導を求めた。20回以上の指導を受け、川口市教育委員会は不登校から5か月後の去年2月にようやく第三者による調査委員会を設置。3年になって少年は再び登校を始めた。しかし、2学期になってもいじめは続いていた。先週、第三者委員会の報告書がまとまった。いじめが不登校の主な要因と認定され、学校の対応への不信感も一因とされた。川口市教育委員会は「認識の甘さがあり対応が遅れた」と謝罪したが、「いじめが収まっていない学校に少年を来させるよう努力した」とちぐはぐな主張をした。学校は保護者説明会で謝罪。少年は「校長と教頭に僕がされたことはいじめで犯罪なんだって知ってほしい」と述べた。
星浩は「いじめられた上に学校とも闘わなければいけないのはつらい」とコメント。また市の教育委員会が、いじめが収まっていないのに少年を学校に復帰させようとしたことを批判した。専門家は、いじめ問題の指針やガイドラインを勉強していない学校が多く、初動対応が分からず重大事態になり、いじめと認めずにげようとすると指摘した。
財務省の太田充理財局長に対し、自民党の和田政宗参院議員が「安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないか」といった質問をしたことが波紋を呼んでいる。麻生財務相は「レベルの低い質問はいかがなものか軽蔑する」と述べ、野党からも「恐喝的な質問」「言語道断」などと批判が上がった。与野党は和田議員の発言を議事録から削除することで合意した。
アメリカ・アリゾナ州の公道で試験走行をしていたウーバーテクノロジーズ社の自動運転車に女性がはねられて死亡した。女性は横断歩道の外側を歩行していた。車は時速65kmで走行し、運転席にはオペレーターが乗っていた。自動運転車の試験中に歩行者の死亡事故が起きたのは初めてで、同社は試験走行の中断を決めた。
オウム真理教による地下鉄サリン事件から23年。先週、死刑囚7人が東京拘置所から一斉に移送された。死刑執行の検討が本格化しているとみられる。オウム真理教家族の会の会長は、入信した長男を脱会させようとして、信者からVXガスを吹き付けられ、今も後遺症が残っている。会長は死刑囚と面会を重ね、教祖の死刑執行を求める一方、他の死刑囚については、真実を究明するためにも執行すべきでないと話す。毒物研究の世界的権威であるコロラド州立大学名誉教授は、捜査協力したことを死刑囚に伝えたところ、「先生のおかげでオウムがつぶれてよかったです」と言われたという。また死刑囚は「教祖しか知らないことがたくさんある」と話したという。法務省は死刑執行時期を慎重に検討しているとみられる。
上原復帰戦&イチロー異例の…
マリナーズのイチローが実戦復帰し、パドレスとの練習試合に出場。隣の球場での試合にも同時出場し、2試合で11打席3安打だった。
上原浩治が10年ぶりに巨人に復帰し、日本ハムとのオープン戦に登板。1イニングを無失点に抑えた。
ピョンチャンパラリンピックのメダリストが凱旋トークショーを行った。クロスカントリーで2大会ぶりに金メダルの新田佳浩は、子供たちが原動力になったと話した。
クロスカントリーの新田佳浩はソチパラリンピックでメダルを逃した。すでに33歳で引退も考えたが、長男の大翔くんが勇気をくれた。それから4年、家族の声援を力に変えて、金メダルを獲得した。新田は金メダルを手に自宅へ帰り、息子らと喜びを分かち合った。
柔道界の新星“リアル三四郎”現る
神戸地方検察庁が行方不明女性を死体遺棄した疑いで逮捕した男を起訴した。起訴状によると被告は先月東成区の民泊の室内で女性の遺体を菜切り包丁などで切断し、頭部を西成区の民泊の室内に遺棄したほか、胴体、両腕、両脚も遺棄したという。被告は先月18日に京都市内の竹やぶに両脚を投棄、20日に両腕を大阪区島本町内の竹やぶに埋め、翌21日に胴体を島本町内のトンネルに投棄したとされる。被告は、事件についての供述をほとんどしていないという。警察は殺人容疑も視野に捜査を進めている。
関西の気象情報を伝えた。
日本年金機構から個人情報の入力を委託された会社が、契約に反して中国の業者に再委託していた問題。加藤勝信厚労相は機構の理事長に再発防止を指示した。機構は監督体制などを全面的に見直す方針。
星浩は個人情報の流出や年金の支払いに支障が出ないか、厚労省が責任を持って対応してほしいとコメントした。
♪「Someday Somehow」葉加瀬太郎
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