放送日 | 2018年3月19日(月) 13:45~15:50 |
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放送局 | 関西テレビ |
オープニング映像。
出演者挨拶とトーク。三田友梨佳アナは帰国直後だが、またスケートの取材で海外に行く予定と紹介した。
貴乃花部屋の十両力士・貴公俊による暴行問題で、殴られた付け人は顔が腫れ口から流血もしたという。貴乃花親方は19日午前に臨時役員会合に現れ約15分後に退室し、記者に対し「事実を報告した」と述べた。一方、相撲協会は今後調査する方向とした上で、貴乃花親方について「今回は申し訳ありません」と謝罪があったことを明かした。さらに危機管理委員会で当事者や貴乃花親方の責任問題を協議するとした。貴乃花親方は相撲協会の事実確認については全面的に協力するとのこと。
報道陣の囲み取材に応じた貴乃花親方の様子について、安藤優子は「暴力は絶対にあってはならないと声を大にして言ってきた貴乃花親方だけに苦しそう」とコメント。照英は「貴公俊もいい歳になっている。いち大人としては考えなければならないが、土俵のうえは命がけと聞く。普段の自分じゃない自分が出てしまうこともあると理解してあげなくてはならない。しかし手をあげるというのは、日常的にそういうことがあったと疑われてもおかしくない」と話した。
相撲リポーターの横野レイコと中継。エディオンアリーナ大阪の役員室で午前10時から臨時役員会議が行われた。貴乃花親方は9時53分に体育館へと入り、弟子から聞いた話の内容などを協会側に報告。冒頭には「大変今回は申し訳ないことをしました」と謝罪するなど、これまでとは全く異なる様子で冷静に話をしていたという。ここからは協会側で危機管理委員会が起ち上げられ、早ければあすにも聞き取り調査が始まる見通し。過去に名古屋場所で喧嘩をした力士は3日間の出場停止・減俸という処分が下った前例があるが、暴行問題が取沙汰されている現在はより厳しい処分が下るものとみられる。
十両・貴公俊による付け人への暴行経緯についてスタジオ解説。取り組みが近付いていた貴公俊関は付け人の不注意で呼び込みが遅れ、慌てて花道を出たところ境川審判部長代理に注意を受けた。さらに、取り組みでは大翔鵬に敗北。支度部屋に戻った後で付け人を3発殴ったという。この事態を知った春日野広報部長は午後4時頃、貴乃花親方へ連絡。鏡山危機管理部長が貴公俊に確認を行った。そして全取組終了後の午後6時頃、記者の質問で事件が発覚した。暴行が起こった支度部屋は十両以上の力士全員の控室となっており、記者や後援者も出入りが可能。目撃者が多かったことから発覚が早かったものとみられている。
貴乃花親方出勤問題・・・新事実が判明。
貴乃花親方は貴公俊の新十両会見では理事選前のピリピリした雰囲気だったにも関わらず終始笑顔で弟子の会見を見守っていた。貴公俊は初の双子関取として注目される貴乃花部屋のホープだった。しかし大相撲春場所8日目、力士は自分の取組の2番前から土俵したに控えていなければならないが、この日貴公俊は遅刻した。原因は付け人の不手際で、貴公俊は審判員から注意を受けたという。取組では黒星を喫し、取組後の支度部屋で暴力に及んでしまったという。関係者によると付け人は顔面を殴られ口から出血し顔も腫れ上がっていた。その後、協会サイドが公表し暴力が明らかになった。付け人と貴公俊は貴乃花親方と面談し、貴公俊は泣いて謝罪していたという。それに対し貴乃花親方は怒らずに説教していたという。これまで暴力事件をめぐり協会と全面対決していた貴乃花親方は先月の番組インタビューでも暴力を強く否定していた。
19日の朝、貴乃花親方は報道陣の前に姿を現し4分56秒、取材に応じた。暴行の事実は貴公俊が取組から帰ってきてから知り、経緯を協会に報告しに行くとのこと。現在の心境については「深刻な思いです。暴力は絶対にいけないと厳しく育てたつもりだが、こういうことが起こった。」と話した。貴公俊の今場所については「現段階では土俵に上げることはできません」と話した。殴られた付け人は相撲を取れるかと聞くと、即答で「とれます」と答えたとのこと。また現在、貴公俊は部屋で謹慎中だと明かした。
殴られた付け人は貴乃花部屋の年上の幕下力士で、今後も出場するとのこと。十両以上の力士に2人の付け人が許可されている中、貴乃花部屋には十両以上の力士が4人所属。一方で幕下以下の力士が5人しかいないことから、根本的に付け人が不足しているものと考えられる。また、部屋に力士が足りない場合は一門内の他の部屋から借りるということもあるが、現在の貴乃花一門は分裂状態で他部屋から借りられない状況にあるのではないかとみられている。
協会改革を強く訴えてきた貴乃花親方。これまで、グッディの!取材によると「あるまじき行為」などと言っていたそうだが、今回自らの部屋の力士が傷を負わせていまうような事態となってしまった。また、日馬富士の暴行問題での対応については「私の弟子が他の力士などに危害を加えたのであれば、公にして捜査をお願いする」と言っており、今回は警察に被害届を提出するのかどうかに注目が集まる。しかし、スタジオでは「付け人には見返りもあるので、訴えるのは難しいのでは」という意見があがった。伊藤洋一は「一門を戻すなどしないとどうにもならない」などと話した。また、尾木直樹は解決策として「親方が協会と協力して、内部で行うので良いのでは」とコメントした。今回、被害届は出ていないものの、親方には異様な動きが出ている模様で、照英は「親方が変わらなければ部屋も変わらない」とコメントした。親方の支援者に話を聞いたところ、「会場内は記者などもいるため、会場の外で取組を観戦しているのでは」と話したという。親方がいるべきだという意見が多くあがり、三田友梨佳も「理解したくてもできない行動がある」と話した。
至学館大学で卒業式が行われた。谷岡学長が「信頼を送ってくれました ありがとう」などという式辞を述べた。谷岡学長は先週の会見「私の怒りは沸点に達した」などと会見で言っており、批判が続出している。ダルビッシュ有投手もツイッターで「伊調選手・栄監督両氏に、リスペクトのかけらもない発言しかないですね」などとコメントしている。しかし、谷岡学長は卒業式でもパワハラ問題に言及しており「バッシングは私が受ける」などと話した、怒りをあらわにしたとのこと。
至学館学長は卒業式で何を語った?
一昨日行なわれた至学館大学の卒業式で、学長は自身に寄せられる批判について言及した。抗議の電話が1000本近く入り、小池百合子さんに似ていると書かれたり、たくさんのSNSのメールが来ているという。怖い学長、独裁者、言っていることが100%パワハラだなどというものもあったとのこと。学長は「レスリング部の子たちがひどい言葉を投げつけられるなら、それに立ちふさがって守って、バッシングは受ける、それが学長です」などとしている。会見同様、卒業式でもえこひいきを否定し、栄強化本部長の娘がW杯日本代表になったことも実力で判断されたと訴えた。これらの疑惑は、卒業生に関係があるのか? 卒業式の式辞でメディアによるパワハラについて触れ、「一方的な意見ではなく、様々な意見・情報に広く接して欲しい」と伝えたかったようだ。しかし学長は、パワハラ被害の告発者たちの意見を聞こうとしているのだろうか。
グッディが独自取材を行なったのは、内閣府に告発状を提出した1人、バルセロナ五輪に出場したこともある元選手の安達巧氏だ。安達氏は、日本レスリング協会の副会長でもある至学館大学の学長が、調査もせず会見したことに違和感を覚えたという。学長は告発状について「ワケのわからない文書」と切り捨てていたが、安達氏は「あった事実と疑問点について調査をお願いするという形の告発」とし、事実に基づいた内容であることを強調した。学長会見の中で最も物議を醸した「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」との発言について、選手契約から社員契約になった伊調選手のことを、安達氏は「彼女としては練習の場がなく、ある意味お金だけもらって仕事も練習もしない状況に耐えかねたと思う」と推察した。伊調選手の故郷、青森県八戸市では昨日、レスリング大会、第1回「かおりカップ」を開催した。伊調選手は事前の不参加が決まっていたが、124人の子どもたちが参加した。勝利した子どもたちには、伊調選手の笑顔が描かれたメダルが贈られた。開会式で紹介された伊調選手からのメッセージには、「レスリングを好きになれる環境を」「レスリングは楽しくやらないと」など、今の伊調選手のレスリングへの思いが詰まったものだった。オリンピック4連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した伊調選手は、最近まで人目を避けホテルで生活していたという。
至学館学長とパワハラ告発者側の食い違い。
おととい至学館大学の卒業式で学長による式辞が述べられたが、その内容は約9割が今回のパワハラ騒動についてだったという。スタジオでその式辞内容を紹介。小林信也氏は、選手達が苦しい思いをしていることが大事なところだが、この方にかかると問題がすり替わってしまうとコメント。伊藤洋一は言説ありきで事実を都合よく曲げていると指摘した。照英は学長はあまり出てこない方がいいのではないかなどと話した。告発状を受け取った内閣府はすでに調査を開始しているが、内容は明るみに出ていない。番組では告発に関わった安達氏へ独自に取材。学長が先週の会見で練習場を確保しようと思えばすぐに出来たはずと述べたことに対し、安達氏はALSOKは道場も練習場も持たない会社であり、出身校や他の大学を拠点に指導を仰ぐなどと主張した。そんな中、週末に行われたレスリングW杯予選で栄監督の娘・栄希和選手が逆転勝利を果たした。試合前には学長に代表を辞退した方がいいかと相談するなど不安を吐露していたという。小林氏は厳しい戦いに勝ったという意味では頑張ってほしいという気持ちになったが、一方では希和さんに勝った選手が選ばれていない現実もあり、それについてはちゃんと説明が必要ではないかなどと述べた。
内閣支持率は38%に急落。財務省が改ざんを認めて以降初めて安倍総理と野党が激突した。改ざんを誰が指示したのかに関して、理財局の多くの職員が前国税庁長官から改ざんを支持されたと話している。政府関係者によると、財務省は、弁護士によるサポートの保証を前提に前国税庁長官に改ざんの指示を認めさせたい。前国税庁長官に最終責任を負わせて幕引きを図りたい意図が見て取れる。前国税庁長官は指示を認めることに難色を示している。今回の審議では昭恵夫人らの国会招致が焦点に論戦が繰り広げられた。
国会招致を求められている昭恵夫人はおととい、愛知県のイベントに登場した。撮影は冒頭10分のみ。カメラがとまった後に、この先に怒ることを心配したり、恐れたりするのではなくて日々やらなきゃいけない瞬間を大切にしたいと話した。外では証人喚問にでろと叫ぶ人もいた。
立花孝志氏のフェイスブックに、昭恵夫人から友達申請が届いた。私は年中泣いています、これ以上犠牲者が出ないことを祈りますとメッセージが付いていた。明かされた言葉に胸の内を読み解く。
スタジオ解説。改ざんされた文書は去年2月下旬から4月に18人の理財局職員が関わっていた。野党側は去年2月17日の衆院予算委にでの安倍首相の答弁が忖度を生んだと考えており、与党側は前理財局長の答弁の整合性をとるために改ざんをしたとしており前理財局長の責任を追求して幕引きを図りたい考え。伊藤惇夫さんは「忖度は本来、された側はわからない。総理の今日の発言を見ていると、ないとどうして言い切れるのか疑問。」とコメント。また安倍首相は去年3月に権限のある人間が知らなかったら忖度する余地はないと明言していたが、19日は「正確にお答えしようがない」とトーンを弱めていた。さらに、妻について書かれた記述は書き換え全体のごく一部だったと述べた。伊藤洋一さんは「安倍首相の支持率が30%台に落ちたのは、いろいろ説明しているけど国民が納得していないってことで、首相を信頼できないという人が増えている。なぜ信頼しなくなったかというと、追い込まれて認めるのを繰り返しているから。」とコメント。安藤さんは「前理財局長レベルで止まっている話なのか、それより上との打ち合わせがあったのかが重要なポイント。」とコメントした。
独自昭恵夫人現在の心情は・・・?
序盤質疑にたったのは、和田政宗議員。「やましいことがあれば国会議員をやめる」という発言について、褒められるべき覚悟として安倍首相を弁護し、安倍政権をつぶすために変な答弁そしているのではないかと理財局長を非難。太田充理財局長は、予期せぬ攻撃に納得のいかない表情。難波奨二議員は、1年かけても何も解決していない、内閣総辞職に値する問題だと追及した。昭恵夫人らの国会招致を要求したが、金子原二郎委員長は、後刻、理事会で協議すると返答した。安倍総理は昭恵夫人らの国会招致には応じない姿勢を示した。関与が有るのであれば元の文書に書いてなければならないが、関与を示すものはないとの安倍総理の答えに対し、難波奨二議員は間接的な関与はあったと言及した。
大野元裕議員からは麻生大臣への追及。最終決裁は理財局の長なので、局長が最終責任者だと言い切ってきたが、いまもそうかという質問に対して、麻生太郎財務相は前長官の関与の度合いは大きかったであろうと考えていると、断定しなかった。最終責任者はと聞かれるときょうは調査中という答弁だった。証人喚問では、自らが刑事訴追される恐れがある場合は、証言を拒否できるため、財務省関係者は、前理財局長に確信に触れる発言は期待できないと見通しを話した。
立花孝志氏は、動画を使って自分の意見を発信していた。安倍昭恵夫人からフェイスブックの友達申請が送られてきた。返信すると、長文で返答が返ってきた。私の動向はフェイスブックのいいねもチェックされているので友だちになったことも迷惑になるかもしれないがと思いやっている。5日全貌が明らかにならばいいですが、これ以上犠牲者が出ないことを祈ります。などと846文字が送られてきた。昭恵夫人はこれまでもフェイスブックなどを使っていろいろな人と接触している。尾木ママは、自己承認欲求が強い方なので、総理夫人としてではなくあっきーとして生きると明確に述べている。気持ちはわかるが、この時期にこれは軽率と言わざるを得ないと話した。昭恵夫人の国会招致は必要だと思う人は65.3%になっている。
独自政府が昭恵夫人に調査内容判明。
財務省の決裁文書に当初昭恵夫人に関する記載があったことについて、昭恵夫人への聞き取りの内容が明らかになった。改ざん前の文書には「いい土地ですから前に進めてください」と発言が記載。籠池被告が緑の多い校庭にしたい。ここは児童が利用できるような田んぼにしたいとの発言に、「いい田んぼになりそうですね」と答えたと説明し、「いい土地ですから前に進めてください」との発言はしていないと否定した。安倍首相も進めてくださいと指示できる立場にいないのでそういう事を言うわけがないと答弁している。
名古屋市の前川氏の講演内容について文科省が調査をしていた問題に関して、外部からの問い合わせが調査のきっかけだったと認めた。文科省は調査については自分たちで判断したと述べているが、実際には問い合わせの後に調査の検討に入っていた。講演後に自民党議員が問い合わせたことがわかっている。前川喜平氏は、授業内容に対する国の直接的な介入は極めて異例だと外部から政治的な働きかけがあったのだと思うと話した。
春なのに・・・今週は関東で雪が降る?
尾木直樹は、文科省が授業内容をチェックするのは極めて異例。命に関することで関与することはあるが、授業内容では聞いたことないと話した。
世界フィギュアスケート選手権の宣伝をした。エンディングの挨拶をした。
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