貴乃花親方105日沈黙破りすべてを語る 独占緊急特報!!

放送日 2018年2月7日(水) 19:00~20:54
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
19:00~

昨年以来、相撲界に起こった様々な問題を緊急特番としてお送りする。まずは山本晋也監督がインタビューを行い貴乃花親方に話を聞く。

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貴乃花親方

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
19:01~

まずは貴乃花親方に理事選について聞く。今の心境について貴乃花は「スッキリしている」とし、落ち込むこともないと話した。勝算については貴乃花一門から2人出る時点でなく、貴乃花自身も阿武松親方に行くようにしたと話した。一門から2人出たことについては、双方とも出る意思が強かったという。貴乃花が勝つには一門外から支持を集めなくてはならず、選挙前にブログで相撲協会を批判した。ただ貴乃花はこのブログについては、国民や後援会の人に向け書いたもので、将来的に目指す形を示したという。また2票が入ったことについて、手を取り合うことが出来る方が限定されたやりやすさがあると話した。

一方で、貴乃花は現役の時の1対1の戦いと違い、選挙の戦いはやりづらさがあったと話した。こうした勝算のない戦いに挑んだことについて、自分の言ったことを体現するだけだと話した。日馬富士の暴行事件で、協会への報告義務違反などに追われ理事を解任された貴乃花親方。今回は落選したことで平の委員になり、わずか1か月余りで3階級の降格となる。そしてこれから大相撲が目指すものは大変な時代になったのは間違いなくあると話した。

インタビューをした山本監督は貴乃花の印象について、非常にすがすがしい印象を受けたとし、何より選挙に持ち込んだということが素晴らしいと思うと語った。続いて理事選の前に貴乃花親方に申し込んだインタビューを紹介する。

貴ノ岩暴行事件について貴乃花親方が初めて明かす。貴ノ岩のケガについて第一印象は深い傷で、稽古場で負った傷ではないのは明らかだとした。最初は貴ノ岩は階段から転んで10針縫ったと話していたというが、貴乃花はおかしいのではないか?と思い貴ノ岩が正直に言えない何かがあるんだろうと思い、師匠としての出番が来てしまったという感じだったとのこと。そして言えないのならば警察へ行くとし貴ノ岩を連れて鳥取県警に向かった。すると警察から、「事が事のようです」と言われ被害届を出したと明かした。

貴乃花の一連の行動を巡り相撲協会から非難の声が出る。”協会ではなく警察に”激白 貴乃花親方の真意

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阿武松親方
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鳥取県警
貴ノ岩

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
19:17~

協会に報告したなかったことについて、少しでも把握してればするが、全く把握してない状況だったので警察にお願いすることにしたという。それは協会に報告しても警察のような機能はないので、今になっても警察にお願いしたのが正しかったと思うと語った。一方で、被害届を出した後に協会に報告したなかった事については、全て警察にお任せしますとし、警察から協会に連絡してもらうようにして帰ってきたということだった。貴乃花が協会に提出した意見書にも同じ内容のことを書いていた。

メディアに対して沈黙を貫いた理由について、あの時に話しても余計にややこしくなることと、協会に対しての礼儀がないと言われてもしかりだと思うのでと当時の気持ちを語った。しかし、貴乃花親方の考えとは裏腹にメディアは過熱。そして貴乃花はあまりにも事実とかけ離れた報道が多く、その時は貴ノ岩の気持ちを補佐してあげることしか考えれなかったと明かした。

インタビューをした山本監督は貴乃花の当時の心境を語り、親方と弟子というより、親が子を思う気持ちに感心させられたと話した。続いては貴ノ岩の陳述書を独自入手。

貴ノ岩の陳述書を紹介。そこには日馬富士や白鵬に何度も殴られたことが綴られており、何も失礼な態度はとっていないと記されていた。この陳述書と協会の最終報告には大きな隔たりがあり、貴乃花も理解できないとした。

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日馬富士

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
19:26~

貴ノ岩の陳述書と協会の報告書の食い違いについて検証。まず協会は事件の発端として貴ノ岩と白鵬の友人が激しい口論になり、その時に貴ノ岩が白鵬に勝ったことで「これからは俺たちの時代だ」と言ったとしている。一方、貴ノ岩の陳述書では少し口論にはなったが「これからは俺たちの時代だ」なんて発言はしていないとしている。また事件当日、貴ノ岩の陳述では白鵬や日馬富士以外にも高校の恩師や相撲部のコーチが居たのだが、ここで争点になるのは白鵬がいつ暴行を止めたのかという点で、協会は日馬富士がカラオケのリモコンで殴ったタイミングだったが、貴ノ岩の陳述書ではリモコンで殴られたのは白鵬は見ていて、その後に日馬富士がアイスピックを取り出したのを見て外に連れ出したとある。協会はアイスピックは全否定している。

貴乃花は警察のみぞ事実を知るとし、協会が発表した報告書は警察の捜査が終わってないうちのことだと指摘した。全ては警察の報告書などが出てから分かるとした。そして全く違うことが報道されているので、違和感ではすまないような気持ちになっていると明かした。そして協会の報告書には、ほとんど貴ノ岩の陳述書が盛り込まれてないと指摘した。

「重傷」だったのかの食い違いについて、貴ノ岩の陳述では頭蓋底骨折、髄液漏の疑いとされたが、協会の報告書ではどちらも疑いで相撲に支障はないとしている。貴乃花は診断書を協会に提出したが、これが軽かったという報道が出ていることについて疑問に思ったと語った。番組では当時の診断書とCT画像を入手。CT画像500枚から見えたことは?

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鶴竜
頭蓋底骨折
髄液漏
高野利雄

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
19:37~

貴ノ岩本人の同意を得て、入手した診断書を紹介。そこには「右側頭部骨骨折」で、疑いの文字はない。またCT画像を別の専門医に診てもらうと、何らかの刺激で生じた血液の痕跡と粘膜の腫れがあるのがわかる。これに専門医は暴行が原因と断定はできないが、骨折に伴って生じた痕跡である可能性も否定できないとした。

貴ノ岩が本当のことをなかなか言えなかったのは、その場に居た高校時代の恩師に迷惑がかかると思ってのことだという。貴乃花は、これを理解し、自分も同じ立場だったら言えなかったと思うと話した。また貴乃花は恩師や母校にはあいさつへ行きないと言った夜の出来事に事件が起きたとのことで、貴ノ岩本人には何の責任もないと語った。そして貴乃花親方は力士への指導は師匠がするもので、力士同士で行うものではないと主張した。またモンゴルでも貴ノ岩が悪者のように報道されていることを指摘し、モンゴルの皆さんにも貴ノ岩は被害者であるとし、もし貴ノ岩が礼を欠いたのならば師匠である私の責任だと語った。そして元気になった姿を見せたいとし、それまでは貴ノ岩をかくまうと話した。

貴乃花親方 vs 相撲協会 20通を超える文書とは?

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日馬富士
右側頭部骨骨折

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
19:48~

貴乃花親方 vs 相撲協会 20通の文書 内容は?

無言の裏で必死の”猛抗議”として「反論文書」を20通以上も協会に送っていた貴乃花親方。それは最終報告書に対して、意見書や貴ノ岩陳述書など送る。また貴乃花親方への処分を固めたことについても、反論文書や意見書を送るがこうした文書が表に出ることはなかった。貴乃花は自分の作った報告書には協力できないなりの回答など伝えていたが、調査委員会の協力を拒否しているように報じられていたが、そうではないと話した。貴乃花はこうした文書が未だに公開されていないのは「なぜなのか?」理解できないと語った。しかし、何度も鏡山親方が貴乃花部屋に向かうなどしていた。

貴乃花親方は九州場所の役員室でのやりとりについて疑念を抱いたという。それは九州場所の最中に何度も役員室に呼ばれたとのことで、そこに居たのは執行部の面々だった。そこで言われたのが「内々に」ということ言葉だったとのことで、山本の「被害届を取り下げるような要請があったと考えていいのか?」の質問に「そうですね、はい」と貴乃花は答えた。貴乃花は調査委員会に協力するとか云々ではなく、貴ノ岩が負った傷がどういう傷か理解してほしかったと話した。

貴乃花は相撲協会への不信感は募り、さらに高野利雄委員長の「現時点では残念ながら、貴ノ岩の聴取はできておりません」と言いつつ、「相当段階の事実解明に至っている」と話した。これに貴乃花親方は強く反発した。

こうした中、貴乃花親方は貴ノ岩の陳述内容を盛り込み、貴乃花親方が独自にまとめた報告書を臨時理事会に提出。これを執行部以外の理事が目にするのは初めてだった。しかし、理事が目を通すために与えられた時間は15分ほどだったとのこと。さらにその報告書はその場で回収され、そして理事を解任されたのだった。解任理由は池坊保子議長が読み上げた「報告義務を怠り」「調査への協力を拒否」したことをあげた。

貴乃花親方は日馬富士が会見でも語ったようなことや、報道や憶測で飛び交った「貴ノ岩が礼に欠いた」という理由で殴り、これだけの傷を負わせることは、「今後あってはいけない」と話した。また暴行現場に居た同席した力士が土俵にあがることも、「神事に反することのように思う」と主張した。

貴乃花親方は池坊議長が会見で、貴乃花が理事解任を「わかりました」と受け入れたことについて不信感を露わにした。貴乃花は事務職員から電話があり、「私は報告するなんですけど」と相手方が言われ、「はい」「はい」と聞いただけで、理事解任を認める「わかりました」とは言ってないと話した。実はこのことも文書で、「解任を受け入れてない」と訂正の依頼をしていた。

貴乃花親方の行動が疑問視された場面もあった。それは日馬富士の謝罪を無視したかのような場面だった。実はこれは、出勤時間が迫っており「私は通常通り出ますよ」と伝えてあり、そのまま出たのがあの場面で、しかもカメラも数十台も引き連れて来られたので出るわけにはいかないと話した。しかし、池坊議長は貴乃花親方の礼を欠くと批判した。貴乃花は今回の件は「電話で話せる内容ではない」と反論した。

貴乃花が理事解任について改めて心境を語った。今回の事件で、協会の報告と貴乃花が報告してきたものはあまりにも違いがあり、その中で自身の処分についても知らぬ間に進んでいって現在に至っていると語った。貴乃花は今後も協会に対して戦うか?という山本の質問に対して「気持ちは戦う」と答えた。

番組では「内々で」と本当に言ったのか?放送する前に協会に尋ねたが、放送までに回答がなかったとのこと。山本は話を聞いた時の感想として、「あまりにものことに震えた」と語った。

父から子へ「宿命」の歩み

貴乃花は理事選の敗北を受け、悔いはなくひとつの区切りが出来たので次に進めると話した。また選挙も勝負なのだが、現役の時に土俵でやってきた1対1の環境の戦いとは違うものなので、大人の環境での戦いだと話した。また貴ノ岩については現在、汗もかきだしているとし、3月は本人が目指したいと言っているので、その気持に報いるためにけがの具合と体調の面を注意深く見たいと話した。

貴乃花親方は今回の暴行事件も自分との戦いだったと明かす。そしてこれからも自分との戦いを続けるという親方。弟子の育成については”勝ちたい負ける”とか、そんな事を考えていたらろくな相撲が取れないので、右か左か迷ったら真ん中に行くような潔くいなさいと教えているという。そして足腰の強い力士に育てたいとと話した。

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貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
20:16~

貴乃花は花田満・花田憲子夫妻の次男として生まれた。叔父は土俵の鬼と言われた若乃花、父は各界のプリンスと言われた貴ノ花だった。親方は父の貴ノ花の化身だと感じていると話した。父の藤島部屋に入門した時から、父は師匠となり母は女将さんとなった。そして貴乃花親方は19歳5か月という史上最年少で幕内優勝を果たし、若貴フィーバーに湧く。貴乃花の相撲は大型外国人力士と力で渡り合い、真っ向から受けて立つ取り口だった。

一方で相撲道は神と深い関わりあいがあるとされている。解体作業が行われている国立競技場には相撲の神「野見宿禰」の壁画が飾られている。弥生時代に野見宿禰とは初めて相撲をとった人物とされ、当麻蹴速との勝負に勝ち、当麻蹴速は命を落としたという。実は相撲はどちらかが死ぬまでやるのが起源だというのだ。また相撲協会は2014年に公益財団法人に移行した際に、神事性をより強くしたものにしている。貴乃花が追い求める大相撲と、今の大相撲の違いを問われた貴乃花は、神事ということと文化ということを永続的に守り通していくのが大相撲のあり方ではないかと話した。そして貴乃花が思う相撲道とは「人のために生きること、次の世代につなぐこと、心を形で残していくこと」だと話した。

貴乃花親方の横綱への道は平坦ではなかった。立ちはだかったのは最大のライバルである曙だった。貴乃花はあの破壊力はすごかったとし、現役を引退してから身体をできるだけ正常に持っていく作業をしたとのこと。実は貴乃花親方への批判となって”マフラー姿”の理由とは?

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貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
20:30~

15際で入門し数々の史上最年少記録を塗り替え22回の優勝を果たした貴乃花親方。最後の優勝は痛みを耐えてものだった。実はこうした怪我が重なり、自律神経がいかれてしまい、マフラーが欠かせない存在になり、当時の北の湖理事長にも許可をいただきマフラーをしていたとのこと。極力、首を風にあてないようにしていると語った。

貴乃花親方は引退後、一代年寄を襲名し貴乃花部屋を開いた。自らの相撲を受け継ぐ弟子の育成に力を注いだ。貴景勝の発言を聞いて表情や話し方から育っていると感じた、と山本晋也がコメントした。貴乃花部屋初の関取となったのが貴ノ岩。親方を支えたのは女将さんの花田景子さん。以前のインタビューで、部屋や弟子のことについて「厳しいお父さんには優しいお母さんが必要。親方が全力投球なので一生懸命駆け足でついていく」などと述べていた。景子さんも今回貴ノ岩が負った傷は自分が受けたと同等に感じているはず、と貴乃花親方。貴乃花親方が師と仰ぐのが大鵬。理事初当選の8年前、貴乃花親方は大鵬氏を訪ねた。大鵬氏は自分のことを言うのでなく、文化や歴史など良い物を残していくよう言う人だったという。

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貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
20:41~

「力士というのは強くて当たり前というのが前提で、その中で切磋琢磨して高め合い相撲を初めて見た人にこれだけ面白い競技があったのか、と思わせる。それが相撲の道」などと貴乃花親方が語った。また改革は「元ある形に戻ること」とした。ただ時代に合わせてやっていくことも必要だという。横綱とは何か、という質問には「包容力です」と答えた。

貴乃花親方すべてを語る (バラエティ/情報)
20:47~

理事選に敗れたことについては「土俵に立つのも学ぶのも鍛錬も一人。原点にまた戻ってこれた」と話した。教会に望むことについては「純粋に相撲に向き合ってお客さんと触れ合ってほしい」とした。

番組は一連の角界の問題や確執などの鍵を握るのは貴乃花親方であると考えインタビューを行い、改めてこれまでの経緯を取材、まとめてきた。事実関係については相撲協会に見解を求める必要があるため、「なぜ貴ノ岩関の反論が報告書に反映されなかったのか」「なぜ捜査当局の結論を待てなかったのか」など質問帖を教会へ送ったが回答は得られていない。新体制は今回の件で何が問われ、何が求められているのか各方面の指摘を受け止め果断な手を売って欲しい、と渡辺宜嗣が語った。

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  1. 2月7日 放送