山あいの小さな小さな小学校〜浜松・熊切小 最後の一年〜 2016年12月31日放送回

放送日 2016年12月31日(土) 4:55~ 5:50
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
04:55~

静岡・浜松市の市街地から車で1時間半、浜松市天竜区春野町・熊切地区の熊切小学校が今年3月で閉校、141年の歴史を閉じた。全校児童18人の最後の1年を取材した。

キーワード
熊切小学校
熊切地区(静岡)

山あいの小さな小さな小学校〜浜松・熊切小 最後の一年〜 (バラエティ/情報)
04:56~

7月になると、児童たちは熊切川で泳いだり、手作りのいかだに乗って遊んだりした。「閉校までにやりたいこと」の1つだったおそろいのポロシャツも完成してみんなで着ていた。唯一の2年生・たかあきくんは教頭先生との約束である「生き物に触れるようになる」に挑戦したが、カブトムシが怖くて隅でうずくまってしまった。一方、6年生も春野地区水泳大会で優勝を目指し猛特訓していた。リレーは男女5チームが参加し、結果は惜しくも2位だったが大健闘した。

8月、小学校は夏休みを迎えた。裏の竹林では児童たちのお父さんたちが竹を運び出し、40mの巨大流しそうめんをサプライズで作った。夏の宿泊体験ではたかあきくんがカブトムシチャレンジを見事成功させ、夜にみんなで花火を楽しんだ。

4月。バスで通う子も40分も歩いて通う子も、50mもある“がんばり坂”を上って熊切小学校にたどり着く。坂の上で待っている校長先生に、みんな元気よく挨拶していた。校庭には自然が溢れていて、しいたけやふきのとうなどが生えている。多い時は400人ほどいた生徒も、今年は1年生と5年生の数はゼロで複式学級での授業となっている。4年生は6人、6年生は7人で男子はふみやくん1人で、ふみやくんは男子が少ないのが悩みだという。

「閉校式までにやりたいこと」というテーマで話し合うと、「グラウンドに文字」など14のやりたいことが決まった。担任の鈴木先生は「人数が少ないから家族みたいなもの。子どもたちからもらうエネルギーはかなり大きい。」と話した。唯一の2年生のたかあきくんは授業はいつも先生とマンツーマンで、生活の授業が大好き。教頭先生と2人でオタマジャクシやゲンゴロウなどを捕まえたが、生き物を触るのが苦手とのことことで、教頭先生に「生き物を触れるようになること」を勝手に今年の目標にされてしまった。

給食は天竜杉で造られたホールで全員一緒に食べる。熊谷校長は気さくな人柄で生徒たちとの息もピッタリ。そして偶然にも学校の閉校とともに定年を迎えるとのことだが、今が一番楽しいと語った。4年生のこうたくんはダジャレ好きで校長先生のよきパートナーとのこと。しっかり者の6年生・みなちゃんは“がんばり坂”について「きつい坂だけど最後まで頑張って歩こう、という意味があると思う」と話した。

キーワード
熊切小学校
しいたけ
ふきのとう
熊切地区(静岡)
オタマジャクシ
ゲンゴロウ
アメンボ
ヤゴ
カブトムシ
クワガタ
天竜杉
気田小学校
熊切川
流しそうめん

山あいの小さな小さな小学校〜浜松・熊切小 最後の一年〜 (バラエティ/情報)
05:18~

9月、小学校で最後の運動会が行われた。進行役も生徒がやる。応援席には家族や卒業生、地域の人が集まり300人にもなった。借り物競争ではラブラブふうふでたかあきくんのお母さんとお父さんが名乗り出た。お父さんたちも参加した三角木馬のレースなども行われた。

運動会では小学校の昔の写真も展示され、地域の人々が集まった。昭和35年の写真、校舎を建造中の写真なども飾られた。最後は18人が組体操をした。

小学校は落ち葉が落ち、持久走大会が行われた。1月日めくりカレンダーのカウントダウンがはじまった。閉校に向けて子どもたちは学校の片付けを手伝った。放送室でみつかったVHSは後日みんなで見ることになった。

1月24日学習発表会では、地域の人達も芸を披露し昔の子どもたちが撮影したビデオも上映された。卒業生や両親の昔の姿が映っていた。1990年に体育館ができたと発表されるVHSなどもあった。

残り30日。小学校ではその後、子どもたちの決めたやりたい活動がすべて行われた。熊切での思い出を校舎内に描いていく。やりたいことが全て終わり、明日は卒業式だ。

山あいの小さな小さな小学校〜浜松・熊切小 最後の一年〜 (バラエティ/情報)
05:35~

3月、小学校が卒業式を迎えた。いつもの卒業式のような気がすると校長先生がいいながら準備。子どもたちは特別な思いで迎えていた。6年生は緊張気味。下級生がコサージュをつけにきてくれた。少し緊張がとけたかも。わずかな時間をともに過ごす。本校最後の卒業式をはじめますと校長先生。卒業生ひとりひとりに、卒業証書がわたされた。娘の晴れ姿に父は感動。思い出とともに涙が溢れ出す。思い出いっぱいありがとうと、在校生から。そして卒業生からありがとうございましたといい、去っていく。担任の先生も感動したと声をかけた。

小学校の歴史を振り返った。閉校式では地域の住民らを含めた400人以上が集まった。明治6年、石打松下学校として開校。そしてついに閉校式。卒業生たちもみんなそろって校歌を歌う。季節をめぐり満開の桜。141年の歴史に幕を下ろす。子どもたちが消えた学校には、あの絵が完成していた。5月の春野杉見学、7月のいかだ体験、9月の運動会、10月の林業体験、3月の寿司パーティなどの絵。

子どもたちは新たな小学校、卒業生は中学校で新学期を迎えた。新しい学校にはバスにのって登校。5年生の教室には伸哉先生の姿が。中学生になった子たちもがんばっている。

キーワード
浜松市立熊切小学校
寿司
春野杉
気田小学校

エンディング (その他)
05:46~

エンディング映像。

  1. 12月31日 放送