放送日 | 2018年8月1日(水) 8:00~ 9:55 |
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放送局 | 朝日放送 |
アメリカ・ニューヨークにあるガソリンスタンドでタンクにガソリンを入れる1人の男が突然周囲にガソリンをまきはじめた。男がそこに火を放つと周囲は一瞬にして炎に包まれたがその直後、自動で消火剤が噴射されたため大事には至らなかった。警察はこの男の行方を追っている。
賃貸物件レオパレス21に設置されたエアコンが3時間で自動停止してしまうという苦情が殺到した。去年の秋ごろからレオパレス21の賃貸に住み始めた男性の家を訪ねた。エアコンのスイッチを入れると液晶画面には3時間後切の表示。レオパレス21で管理している賃貸物件は全国で約57万戸、そのうち約33万戸に「3時間で自動停止するエアコン」が設置されているという。このエアコンについてレオパレス21にはこの2か月で例年の3倍以上の問い合わせが殺到しているという。宇都宮市内のレオパレス21で暮す男性の自宅エアコンには運転開始後3時間で自動的に停止します。と書かれている。そしてエアコンのスイッチが入ると同時にタイマーの赤いランプも点灯。男性は途中で起きてしまうため睡眠の質が良好ではなく疲労の蓄積を感じると話す。
3時間で自動停止するエアコン導入したわけは?
アメリカ・ニューヨークのガソリンスタンドで男が放火した事件。この男はレシートに火をつけて投げたと見られている。警察ではこの男が2週間ほど前にガソリンの購入をめぐってガソリンスタンドの従業員とトラブルがあったと見ている。
関係者333人が日本ボクシング連盟の不正を告発した問題。日本ボクシング連盟はJSCに助成金不正流用を認める謝罪文を提出した。山根明は今日から岐阜市で始まるインターハイに出席予定。会場であるOKBぎふ清流アリーナには、山根明用の豪華な椅子が設置されていたが、現在はパイプ椅子に変わっている。
2年前の全日本選手権での写真には、山根明を待つ連盟の幹部や審判員の姿があった。会場を訪れた山根明に一斉にあいさつするのが恒例だという。山根明の元側近の澤谷廣典によると、日本ボクシング連盟では山根明の右腕として会計担当で常務理事の女性が働いているという。この女性は助成金不正流用に関与したとみられている。成松選手が受け取った助成金240万円のうち、山根明の指示で他の2人に分配された160万円を成松選手の意思で行ったことにするよう説得したのが、この女性だという。説得され、成松選手は回答を保留。その日の晩、女性は成松選手に電話で2人に配った160万円を補てんすることを伝え、口止めを図った。日本ボクシング連盟は日本スポーツ振興センターに助成金不正流用の事実を認め謝罪する文書を提出。
なぜレオパレス21は3時間で自動停止してしまうエアコンを設置したのか。レオパレス21の元住人がツイッターで「光熱費込みの家賃だから使いすぎないよう制限されていると思った」また別の元住人は「エアコンをガンガン使われるのが嫌だったのでは?」などと書き込んでいる。この件に関してレオパレス21は国の温暖化対策を踏まえ節電対策を目的として推奨していた。2015年4月以降に建築した物件には設置していないと説明。また今回番組が取材した2人は光熱費込みの契約ではなかった。レオパレス21は入居者への説明を始めている。3時間で自動停止するエアコンにはタイマー設定型と本体基板制御型とがありタイマー型の場合には、解除法を説明、またはリモコンの交換し本体制御型は本体ごと交換をする。問い合わせは最寄りの店舗やコールセンター0120-590-080(受付時間 午前10時~午後7時)まで連絡。
アマチュアボクシング界では、連盟の検定済みシール付きのグローブでなければ試合に出場できない。グローブは1社のみが販売していて、市場価格より高く売られている。グローブ販売業者は加古川市に土地を借りて、そこの住所でグローブを販売していることにしているが、実際はそこの住所では販売していないという。さらに、グローブ代の入金先は一時、山根明の親族の口座になっていた。山根明に不透明な金が流れているのでは、という疑惑が持ち上がり、連盟の総会でも疑問の声があがった。総会の音声が流れた。山根明は、「グローブを山根明が販売してはいけないのか。」とコメントしていた。
山根明は村田選手が金メダルを獲得したロンドン五輪決勝で強権を発動。グローブの販売を独占していた疑惑も浮上している。日本ボクシング連盟が昨年設立した「オリンピック基金」は理事、専門委員などに2017年度から毎年各10万円を負担するように指示したもの。計2000万円を目標にスタートした。告発状を提出したメンバーの1人は、「収支決算報告書に記載がない基金。実質的な裏金づくりなので、証言できる人が少なかった。」と説明。審判員によると、審判が山根明の意に反した判定を下すと、側近幹部から「お前は調子が悪いのか。」と言われたという。会長お気に入りの選手に負けを付けたその日に交通費も支給されず帰らされたという。小林信也は、「判定の不正だけでも、責任を取るべき問題だと思う。ボクシング界では、判定の不正が深刻な問題とされてきたが、声をあげると中枢から外されるため、なかなか声があがらなかった。レフェリーは仕事を情熱を持ってやってる。それを捻じ曲げられるのはあってはならない。」とコメント。玉川徹は、「助成金を3等分するよう言われた選手は嫌がっていた。嫌がっているのに無理に分けさせたのは、強要にあたる。また、160万円を補てんしたのも背任にあたるかもしれない。連盟から意味もなく160万円を選手に振り込むのは経理処理できない。成松選手は返さないと贈与税が発生する。」
「温暖化対策で電力を使いすぎないということだと思うが、今は一旦上げたものを下げるときに一番電力を使うというため夜はつけっぱなしにしていた方が電力の消費が抑えられることが2002年ごろには分からなかったのだろうか。」「住居者のためにやっていることではない。温暖化対策のためというのであれば10何年前のエアコンを使うより3年ごとに買い替えた方がエアコンの電気代はかからなくなっている。」「タイマーをつけて寝ましょうという時代もあったが暑さに対する常識が変わっている。」と出演者らはコメントした。
240万円は、2人にも分けた。それは会長の指示だったという。日本ボクシング連盟は、きのう、一転して、事実を認め謝罪文を提出したという。他にも流用の可能性があるのではないかと言われている。組織的な可能性が高まっていくだろう。一般社団法人は不明朗になりがちだという。
インターハイは、OKBぎふ清流アリーナで行われる。300人が出場する。会長は今日まで滞在するという。特別なおもてなしが用意されているという。それが、報道後にはパイプ椅子に変わった。会長の宿泊はメゾネットスイートルームだ。おもてなしセットというお菓子なども用意してある。フルーツなども用意されている。
最新版の会長おもてなしマニュアルを紹介。マニュアルには、用意するものなどが書かれており、さらに、「日本ボクシング連盟との試合運営で大会中一番大切」と書かれている。マニュアルは前年の開催県から引き継がれ、常に最新情報に更新されて配られる。会長の弁当は他の人より豪華にすることが大事で、値段と見た目が重要だという。誤って周りと同じ弁当を職員が用意した際、日本ボクシング連盟があわてて注意したという。そこで、容器だけ豪華にしたという。会長は気づかなかったという。また、大会のスケジュールも会長に合わせ、日本ボクシング連盟側から会長の行動予定表が渡され、開催側の県連が従うという。宮崎県ボクシング連盟関係者は、「おもてなしが悪くて会長に怒られたという話も聞く。従わざるを得ない。」とコメント。小林は、「従わざるを得ないのは、従わないと競技にも影響するため。なんのために会長をやってるのか聞きたい。会長は出身地の奈良県を贔屓している。」とコメント。
村田諒太選手にもロンドン五輪決勝で強権を発動したと言われている。決勝でセコンドが変わった。変わった決勝のセコンドは、会長の息子だった。決勝のテレビに出るために変えると言われたと村田選手は語っている。トレーナーはこころの拠り所だ。なんで経験のない素人がセコンドにつくんだと村田選手は憤っていたという。会長の息子は、寝ている村田選手の部屋にビールをあさりに来たという。村田選手は、試合中にセコンドにペースを乱された。
村田選手がプロ転向した。それに激怒した山根会長が引退勧告をだしたという。アマチュアでの活動はできなくなるとのこと。取材のときの暗黙の了解として、会長のおかげですというのが通常だ。しかし村田選手は言わなかった。それに対し、山根会長が激怒した。村田には金が入っているのに、自分に金が入ってこないと会長は言ったという。村田選手は指示にしたがうだけだと話しそれは新聞に載った。日本はプロになったらアマチュアの試合には出られないという。告発者の中に村田選手は入っていない。
山根明の関連会社がグローブ販売を独占している疑惑がある。山根明は2012年に終身会長に就任。2012年から試合のグローブは国債協会認定のアディダス製を使うことが決定し、日本ボクシング連盟の検定品以外は使用不可となった。そのグローブを購入できるのは今年5月まで販売業者Aの1社のみ。2012年以前はウイニング製のグローブなら何でも使用可能だった。販売業者Aの請求社に記載されている住所には、スポーツ用品店が存在していなかった。また、記載されている担当者は山根明の元運転手で、口座名義人は山根明の孫。小林は、「アディダスを選んだのは世界連盟。日本ではウイニングが人気で、山根明もウイニングの使用を求めたが、世界連盟に認められなかった。ただ、会長が利益を独占する形は普通とらない。」とコメント。販売業者Aはグローブの価格設定をスポーツ用品店のグローブの価格よりかなり高くしていた。
グローブ販売の独占疑惑がある販売業者Aを番組が取材。検定料について販売業者Aは、「不良品があること、在庫保管料などを考慮して算出した。グローブの検定は1人で行っていて、糸のほつれなどを見て確認している。」とコメント。製品に不備があった場合は、アディダス本社に返品してとりかえてもらうという。日本ボクシング連盟によると、販売業者Aは連盟や会長から独立した業者で、連盟は毎年相当額の検定料を受領しているという。小林は、「日本のスポーツ連盟は検定料という形で活動資金を得ている。」とコメント。浜田敬子は、「連盟に入ったお金が何に使われたのか知りたい。」とコメント。今年5月連盟の総会で山根明は、「山根明が商売したらあかんの。山根明がグローブ会社持って販売しちゃいけない法律あるの。」と発言。
3Dプリンタで作った樹脂製の拳銃でも、殺傷能力があるものができるという。3Dプリンタ拳銃データが公開された。連邦裁判署が公開の差し止め命令を行った。アメリカ政府はなぜデータ公開を許可したのか。テキサス州のNPO団体が5年前に公開した。NPOは表現の自由が抑制されたとして国務省を提訴した。しかし、今年6月に和解となった。5月に、神奈川で、3Dプリンタで拳銃を製造した男が銃刀法違反の容疑で逮捕された。NPOが公開したデータで作ったという。
テキサス州のNPO団体が5年前に拳銃の製造のデータを公開した。さきほど、連邦裁判署が公開の差し止め命令を行った。2013年に、公開された。政府は、武器の情報が海外に公開されるとして、データを削除。NPOは表現の自由が抑制されたとして国務省を提訴した。しかし、今年6月に和解となった。連邦裁判所が、判断する前に、和解した。8つの州が集団訴訟を起こした。銃には危険性があるという理由だ。公開される直前に、連邦裁判署が公開の差し止め命令を出した。誰でも作れるようになったらライフルが売れなくなってしまうではないかと玉川さんがいう。プラシチック製は、金属探知機で見つからないという理由で、公開差し止めとなったという。政府はなぜ、一度、認めたのか。はっきりと理由はわからない。
きょうは、川辺町にお住まいの加藤成美さんを取材した。加藤さんの家は、造り酒屋の蔵元。日本酒はもちろん、みりんも製造している。加藤さんによると、「みりんは江戸時代、夏バテ予防の人気ドリンクだった」という。料理の隠し味に使われるようになったのは、江戸時代中頃ではないか、といわれている(諸説あり)。
加藤さんに家宝のひとつを見せてもらった。日光東照宮にある眠り猫を彫ったといわれる左甚五郎作の沛王の面だった。お面を見た鑑定士は「値段はつけられない」「あまりに貴重な品」とお手上げだった。そんなにも貴重なお面だが、江戸時代から行われる五穀豊穣を願う神事で、いまも使われている。
値段をつけられる家宝も見せてもらった。人間国宝・荒川豊蔵作の志野焼だった。志野焼というのは、安土桃山時代に美濃地方で盛んに作られてきた焼き物のこと。評価額は400万円だった。
飲めるみりんの製造工程の一部をみせてもらった。それは醪を搾る工程だった。醪とは、もち米・米こうじ・焼酎でつくったもので、江戸時代にはお酒として飲まれていた。絞りかたにこだわりがあって、醪が入った袋を船と呼ばれる箱に整頓して積み、重さでやさしく絞る。この時期、4月に仕込んだ醪の絞り作業の最盛期をむかえる。特別に、番組取材班が絞り作業を手伝わせてもらった。醪を絞ると、出てくるのがきれいな液体だが、これでオシマイではない。その液体をさらに最低3年以上寝かせて、ようやく完成品になる。完成品を試飲すると、なんとも複雑な味わいだった。こうしてできたみりんを甘さを楽しみながらちびちび舐めるのが江戸時代の飲み方だった。
加藤成美さんが嫁いだのは23歳のとき。それから日本酒が売れない時代となり、加藤家では、みりんを増産する方針転換をした。しかし、問題が生じた。1年周期でできる日本酒と違い、みりんは完成までにほぼ3年を要する。つまり、3年間は売上なしということ。もちろん、つくっても売れる保証はない。資金繰りに奔走する夫の姿を見て、成美さんは「みりんが飲めるもの」というアピールをしようと思った。そして、ある商品をつくった。
メキシコ・ドゥランゴからメキシコシティに向かっていた旅客機が墜落。乗客97人乗員4人の101人が搭乗していた。旅客機は離陸直後に墜落し炎上した。事故による死者はいない。ロイター通信によると、約85人が負傷し37人が入院しているという。日本人が巻き込まれた情報はない。
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