日本のチカラ 2016年10月2日放送回

『日本のチカラ』(にっぽんのチカラ)とは、民間放送教育協会(民教協)制作のドキュメンタリー番組である。テレビ朝日では2015年4月19日から放送されている。

出典:goo Wikipedia

放送日 2016年10月2日(日) 5:50~ 6:20
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
05:50~

今回は「越中八尾のカラフル和紙」の特集。伝統と厳しさを受け継いできたのは職人の女性たちだ。

キーワード
越中八尾(富山)

越中八尾のカラフル和紙~おわらの街に生きる人々~ (バラエティ/情報)
05:52~

このあと「桂樹舎では東京オリンピックを視野に入れた新たなプロジェクト」。

富山・越中八尾の「おわら風の盆」は全国に知られる伝統の祭りで、人口2万人の街に3日間で22万人もの人が集まる。軒先にはおわら人形が飾られており、八尾和紙が使用されている。

「サッカーW杯 アジア最終予選」の番組宣伝テロップ。

桂樹舎を立ち上げたのは南子さんの祖父である吉田圭介さん。柳宗悦の本に感銘を受けた圭介さんは柳の自宅をを訪問。圭介さんは和紙の道に進むことを決意し、柳を生涯の師として仰ぐ。人間国宝・芹沢けい介とも交流。桂樹舎の看板商品である型染カレンダーは芹沢けい介がデザインしたもの。2人の師に出会った圭介さんは和紙の可能性に改めて気づき、その魅力をもっと広めようと決意する。

八尾和紙はおわら人形はもちろん、ペンケースやクッション、苗字封筒など約100種類の小物に加工されている。和紙のおみやげは観光客に定評がある。八尾和紙は前田正甫公が越中富山の薬売りの預袋などから発展した。売薬版画や掛場帳までさまざまなものが作られていた。しかし、明治以降衰退し、多いときには10件以上あった和紙製造業者も今では1件しか残っていない。

唯一の八尾和紙製造業者「桂樹舎」が生き残った秘密はフロンティア精神にある。先駆けて色紙を製造し始め、着物や帯を染める伝統的技法「型染」を和紙に取り入れ、さらに水に溶けない独自の和紙を作製した。加工部門を起ち上げて一貫生産にしたことで全国に販路を広げた。オンリーワンの紙屋であると代表者は言う。ここの紙漉き屋の職員はほとんどが女性で、ゴミ取りやネリの投入、紙漉きなどを丁寧に行う。

吉田泰樹さんは99歳で亡くなるまで現役で仕事をした圭介さんから「自分の納得いくまでのしごとをしなさい。怠けるところに新しい発想は出てこない。一生懸命やろうとするところに発想が出て来る」などと伝えられていた。他にも、圭介さんの言葉が他の桂樹舎職人にも受け継がれている。職人らは圭介さんから「やっている姿がきれいじゃないとダメだ。いい仕事をしているってことはその仕事姿も様になる。」「『こんな紙が欲しい』と言われた時に『それは無理です』とは言うな。できないじゃなくてどうやったらできるかをちゃんと考えろ」などと伝えられていた。

紙漉きの仕事を覚えたばかりの田中さんは「厚みがわかるようになること」が目標だという。印刷会社に勤めていた栃山さんは紙の奥深さをここで知ったという。紙は一枚一枚同じ厚さにしなければいけないため毎日乾燥させた紙の重さを量る。田中さんの場合は4.2g~4.5gで漉かなければならない。紙漉き20年の加藤さんは厚すぎた場合にネレを入れたり時間帯を配慮したりして調節していると話す。寒い日は手風呂でかじかむ手を温めながら行う。ネレは熱に弱くすぐ水に変わってしまうため夏は調節が難しいが、冬は均等できれいな紙が漉きやすいと職人は話す。

「坂のまちアートinやつお2016」は吉田圭介さんが中心となって21年前から始まった街全体を美術館にするというコンセプト のもと、県内外のアーティストらが多くの作品を展示販売。通りはもちろんのこと一般の民家もアートギャラリーに早変わり。桂樹舎の職員らもこの催しを手伝い、アートファンとして展示品を見て回る。他アーティストらとの交流で刺激を受けることもあるという。地元の子どもたちにとっても桂樹舎は身近な存在。八尾小学校6年生の生徒らが毎年卒業証書作り体験に桂樹舎を訪れる。加藤祐子さんは「地元に伝統産業が根付いていることを知ってもらいたいと思って行っている」など述べた。

紙漉きや乾燥担当者は唯一の座れる場で昼食を摂りながら談笑していた。型染めの職人たちは別のスペースでご飯にし、たまにおかずなどを他の職人からいただけると言う。染色の西井さんは26歳と若い職人で京都の専門学校で和紙の勉強をしていた。色を定着させるために大豆の汁をつかうなどオンリーワンらしい工夫をこらし、デザインも純日本ではないところが現代に通じている。美容専門学校に通っていた社長の娘がデザインを考案しており、小柄の柄を拡大してみたり色差しを変えてみたり試行錯誤することが楽しいと反す。型染めの柄は祖父が考えたものが100以上あり、完全に新しいものではなく少しだけ現代らしさを取り入れることを心がけているそうだ。今でも「いいな」と思ってくれる人がいるのはすごい、と話す。

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坂のまちアートinやつお2015
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鏡町(富山)
日本民藝館
みつばち鈴木先生 ローカルデザインと人のつながり
羽鳥書店
原研哉
芹沢ケイ介美術館

越中八尾のカラフル和紙~おわらの街に生きる人々~ (バラエティ/情報)
06:16~

サッカーW杯アジア最終予選の番組宣伝。

桂樹舎は和紙の新たな可能性を求めて富山大学名誉教授の前田一樹さんとともに新素材開発を進めている。目指すのは和紙とガラスを融合させたこれまでにないデザイン・材質を作り上げること。夢は東京五輪にて世界の人々に八尾の和紙を見てもらうこと。吉田泰樹さんは「いまの日本の生活で気楽に使える和紙を作っていきたい」など述べた。また、吉田圭介さんは「まじめな日本の紙は世界に通じる。八尾の紙はまじめで立派である。あの格を崩すなかれ。」などという言葉を残している。

民間放送教育協会から意見・感想を募集するテロップが表示。詳しくは「民教協」で検索。

高嶋ちさ子「ブライト・フューチャー」

キーワード
東京オリンピック
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富山駅
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吉田圭介さん
みつばち鈴木先生 ローカルデザインと人のつながり
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民間放送教育協会
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中小企業基盤整備機構
ブライト・フューチャー
原研哉

エンディング (その他)
06:18~

次回の日本のチカラの番組宣伝。

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