テレメンタリー 2018「検証・西日本豪雨(2) ダムに沈められた町」

『テレメンタリー』は、ANN系列のドキュメンタリー番組である。タイトルは「テレビドキュメンタリー」からの略称による造語。タイトルの後には年号が入る(例:『テレメンタリー2017』)。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年9月9日(日) 4:55~ 5:25
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
04:55~

オープニング映像。

検証・西日本豪雨(2) ダムに沈められた町 (バラエティ/情報)
04:55~

コーナーオープニング。住民はダムが街を沈めたと思っている。

西日本豪雨で愛媛県では27人が犠牲に。県南部では大雨特別警報が出され、土砂災害が相次いだ。全壊・半壊の世帯は約3500。8割近くは肱川の氾濫によるもの。西予市野村町では5人が死亡。野村町は人口約8000人、乙亥会館は地域のシンボルで、江戸時代から続く相撲文化があり、乙亥大相撲は誇りだった。乙亥会館には高さ6メートルまで濁流が押し寄せた。250年ほど続いた緒方酒造は酒樽が倒れた。野村町のハザードマップには、洪水の被害は想定されていなかった。池田忠幸は「川が小さくて大なり小なり堤防を越えた。防災ダムを作るのは悲願だった。」などとコメント。1982年に野村ダム完成。これまで大きな災害はなかった。

7月7日、野村町は濁流に飲まれた。雨は早朝にピークに。午前6時、肱川はまだ氾濫していない。緊急放流後の40分、道が川になり、上に逃げるしかなかった。野村ダム緊急放流から1時間後、下流のダムも緊急放流に入った。国土交通省四国地方整備局は、「過去最大と比べて2.4倍の水が野村ダムに入ってきた。全て操作規則に基づいた操作。河川法に基づいて操作せざるを得ない。」などと正当化。野村ダムは午前6時20分、緊急放流開始。放流量は最大で安全基準の約6倍に。野村町はダムから3キロ地点で短時間で町が沈んだ。

女性は緊急放流当日、肘川沿いに住む母が心配になり電話をかけたが、騒いでる様子のみで返事はなかった。野村ダムは7日午前2時30分、緊急放流が避けられないと西予市野村支所に複数回連絡。その都度支所は視聴に伝達していた。市が避難指示を出したのは午前5時10分で、最初の連絡から2時間半近くが経っていた。避難所や声を掛ける態勢も作らなければいけないため時間がかかったという。西予市は全世帯を対象に受信機を配布し、これをつかい避難指示を3回伝えたとしているが、被災した二宮夫婦は気付かなかったという。市側の操作で音量や電源の操作は可能だが、今回市でそのような操作は行われていない。ある夫妻は逃げ遅れ、遺体は自宅の前で見つかった。ダム側は、「避難は住民の意識の問題」などと答えた。

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国土交通省四国地方整備局
河川法
豪雨
西予市
避難指示

検証・西日本豪雨(2) ダムに沈められた町 (バラエティ/情報)
05:13~

肱川氾濫から1か月余、説明会には緊急放流の理由を聞くために多くの人が集まった。ダム側は、措置は操作規則に則ったものと主張した。四国地方整備局は、越水するとダムは決壊しないが、ダム両端で土石流の可能性があると主張。今本博健氏は地形的に大規模な土石流は起こらないとし、越水の場合は津波のように押し寄せることはないとした。野村ダムは緊急放流の30分前まで、毎秒300立方メートルの放水を維持し続けた。22年前までの規則であれば、緊急放流まで2時間開始が遅らせることができたという。緊急放流をしない選択肢も検討できた可能性もある。

ダムの規則の変更は、1995年の大洲市の氾濫が原因。大洲市は当時河川整備が十分でなく、約1200戸が浸水。野村町は被害なし。野村ダムは翌年、放流は毎秒300立方メートルまでとした。現在、大洲市の河川整備は計画の半分ほどしか終わっていない。緊急放流6日後、安倍総理は野村町を視察し、「改善すべき点は改善する。」などと話した。野村ダムは緊急放流の前に避難完了を確認していなかった。西日本豪雨では、6府県8つのダムで緊急放流が行われた。

「テレメンタリー」番組宣伝テロップ。

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緊急放流
肱川
四国地方整備局
土石流
越水
津波
大洲市(愛媛)
野村町(愛媛)
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安倍総理
浸水

エンディング (その他)
05:23~

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エンディング映像。

キーワード
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