ガラスの地球を救えスペシャル ワンダーアース〜地球はアートで満ちている〜

放送日 2014年4月29日(火) 13:05~17:54
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
13:05~

オープニング。ガラスの地球を救うヒントを探すため、大自然の生む芸術にせまった。

オープニングトーク。ゲストとリポーターと解説を担当する長沼毅さんを紹介した。テーマは「ワンダーアース」で人間の手では創れない地球のアートに着目。自然界の不思議や謎に迫る。

視聴者プレゼントのテロップ。1名に10万円の旅行券、20名に番組特製エコバッグをプレゼント。

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
13:11~

自然には生存するために芸術的なデザインをしている生き物が多く生存している。これからシャンプーハットの2人が紹介する。

究極のデザインとは?

兵庫県の伊丹市昆虫館へ。まず館長の奥山清市さんが木の葉の形で身を隠すコノハムシを紹介。身体は傷んだ葉っぱのようなデザインになっており、脚はちぎった葉っぱのようになっている。

伊丹市昆虫館で枯れ葉の中に身を隠す「カレハカマキリ」を紹介。カレハカマキリは全体が枯れ葉のようになっており、敵から身を隠すほか、目の前を通るエサを捕獲しやすくなっている。木の中に隠れている「ナナフシ」を紹介。全体が枝のような背座員になっており、前足の付け根に頭部をすぼめることで身を隠す。さらに枯れ葉のような蝶「コノハチョウ」を紹介した。

静岡県にある爬虫類と両生類専門の動物園「iZOO」へ。大蛇を首に巻いた園長の白輪剛史さんが中を案内。まず「ヤマビタイヘラオヤモリ」というヒダを木に巻き付け一体化するヤモリを紹介。自分の色の枝にくっつき昼間はほとんど動かないという。さらに枯れ葉に似たカエル「コノハガエル」を紹介した。

目立つデザインで身を守る生物を紹介。派手なデザインのヤドクガエルは「密林の宝石」と呼ばれており、アリを食べることで毒を生成する。また赤い目を見開いて敵を威嚇するアカメアマガエルを紹介した。

橿原市昆虫館の中谷康弘さんが目玉模様で鳥などの敵を威嚇する「エウリロクスフクロウチョウ」を紹介。大きい目玉模様で鳥などの敵から身を守っている。

目玉模様は本当に鳥を威かくするのか実験。目玉模様のあるお菓子とないお菓子を用意し、どちらのお菓子を多くつつくか検証。果たして結果はどうなるのか。

キーワード
コノハムシ
カレハカマキリ
ナナフシ
コノハチョウ
ヤマビタイヘラオヤモリ
コノハガエル
ヤドクガエル
アカメアマガエル
エウリロクスフクロウチョウ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
13:30~

目玉模様は鳥を威かくするのか、目玉模様をつけたお菓子とつけてないお菓子を用意し、ハトがどちらを多く食べるか検証。結果は目玉ありが4、目玉なしが35となり、目玉模様が威嚇する効果があることが実証された。

瞬時にデザインを変える生き物を紹介。エリマキトカゲは危険を感じるとエラを開き、自分を大きく見せることで敵を威嚇する。このあと大阪の海遊館で生物界のモノマネ王を紹介する。

キーワード
エリマキトカゲ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
13:35~

大阪市港区海岸通の海遊館に、10種類以上の姿に変身することができる究極の生き物がいる。それは、ミミックオクトパスというタコの一種。ミミックというのは「真似をする」という意味で、ミノカサゴ、カニ、ヒラメ、エイ、ウミヘビ、イソギンチャク、クモヒトデ、クラゲ、貝、シャコなどに擬態し危険から身を守る。

スタジオにはヤドクガエルとヤマビタイヘラオヤモリが登場し、出演者が手に持ったり触ったりなどした。

NEXT…絶景の宝庫!グランドサークル。

キーワード
ミミックオクトパス
ミノカサゴ
カニ
ヒラメ
エイ
ウミヘビ
イソギンチャク
クモヒトデ
クラゲ
シャコ
ヤドクガエル
ヤマビタイヘラオヤモリ
グランドサークル
海岸通(大阪)

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
13:45~

スタジオトークの映像。京都・東山の現在の様子を伝えた。次のコーナーは大自然が生んだ絶景の宝庫、グランドサークルを紹介。

エイビーロードの西原仁美編集長がオススメのグランドサークルを紹介する。北米12ヶ所の内、9ヶ所があるアメリカ西部。益子直美がグランドサークルを調査しにアメリカへ向かう。

西部劇の舞台!巨岩ゴロゴロ&星空

益子直美は、グランドキャニオンから東へ車で3時間行った所にあるアンテロープキャニオンを訪れる。アンテロープキャニオンでは恐竜が居た1億6500万年前の地層が今表面に現れており、恐竜の足跡が見られる。大地の裂け目に入ると、波打った岩がまるで迷路の様だった。

グランドキャニオンへ向かう。グランドキャニオンから見る日の出の映像が公開された。ガイドの船木正義さんが案内。グランドキャニオンの深さはおよそ1700m。スカイツリーが3本、通天閣が17本入る。広さは大阪府2つ分。20億年以上前には海底にあった土地に年月をかけ地層が堆積。6500万年前に地殻変動により隆起、コロラド川の流れが地層を浸食した。

グランドキャニオンでは谷を降りると一味違った風景を楽しめることができる。20億年の歴史があるので、一歩歩いただけで約1000年さかのぼることになる。誰でも声をあげることからウーアーポイントと呼ばれる地点がある。

アンテロープキャニオンは上流で降った大雨が鉄砲水となり、脆い砂岩の亀裂に侵入。勢いよく入ってきた水は内部で渦を巻いて岩を削り、独特な模様を描くという。渦が岩に作り出した空間には、太陽の光が一筋だけ入る神秘的な場所もある。

スタジオでVTRを振り返り、グランドサークルについてトーク。実際に現地に行った益子直美は、アンテロープキャニオンやグランドキャニオンの写真を紹介した。

グランドキャニオンの鳥の目線で感じようとヘリコプターから様子を撮影。空からは緑の綺麗な川なども見られると伝えられた。益子は感動し涙が出てきたと語っていた。

キーワード
東山
エイビーロード
グランドサークル
グランドキャニオン
アンテロープキャニオン
コロラド川
大阪府

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
14:06~

続いて、一行はアンテロープキャにオンから南東へ3時間行ったモニュメントバレーに向かった。現地のガイドに案内されたのはユタ州とアリゾナ州にまたがる地層の侵食で出来た場所だった。赤茶けた大地にそびえ立つのはミトンと呼ばれる手袋をイメージした地層だった。

続いて益子は、日本人にも馴染みがあると言われる「ジョンフォード・ポイント」を案内された。 西部劇の父と呼ばれる映画監督ジョンフォードが撮影にも抜群のロケーションと選んだ場所で、最近ではローン・レンジャーでも撮影されたと伝えられた。ここでガイドが、巨大な岩が出来た謎について、もともと平地だった場所に風や雨、川の浸食で地層が削られ岩が隆起し現在の様子になったと説明した。岩を叩いた益子は、固いとその歴史を肌で感じていた。

続いて向かったのはアーティストポイントと呼ばれる、アーティストが描いたような絶景のポイントが人気を集めている。

モニュメントバレーの絶景ポイントが紹介。ザ ビューホテルから見える夜の景色は、満点の星空である。ここでテレビカメラに特殊機械を設置すると、流れ星の様子が明らかに映っていた。

モニュメントバレーのザ ビューホテルから見える夜の景色について、スタジオで感動の声が上がっていた。

キノコ?こけし?奇岩が密集!

キーワード
モニュメントバレー(アメリカ)
ジョンフォード・ポイント
ローン・レンジャー
アーティストポイント
モニュメントバレー
ザ ビューホテル

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
14:17~

続いて、モニュメントバレーから北西へ車で5時間のところにあるブライスキャニオンに向かった。益子は今までと違い、伸びた緑の木々がたくさんあると語った。ここでではプレーリードッグなども見られる。しばらく歩くと尖った岩がそびえ立つ岩を発見。ガイドのキムさんは「フードゥー」と呼ばれる石灰岩や砂岩で出来ていて、成分では鉄分が含まれているため、赤やピンクに見えると説明。それから間近に見ようと谷を降りると変わった形をした岩を発見。長い侵食により柔らかい地層が削られた太さが変わったと伝えられた。岩を触った益子は、砂よりも柔らかい粉ですねと語っていた。

「フードゥー」の様子についてスタジオトーク。ほっしゃん。は、ああいう所で生まれ育ったら神はいるものと考えてしまうと語っていた。

自然が生んだ奇跡の彫刻!

キーワード
モニュメントバレー
ブライスキャニオン
プレーリードッグ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
14:26~

続いて益子は最後の絶景ポイント「アーチーズ」に向かった。朝6時に出発をした益子が見つけたのは巨大な岩のアーチの中で見られる日の出の様子だった。ここ、ユタ州のアーチーズ国立公園は約300平方キロメートルにはアーチ状の巨大な岩が残っている。ガイドのスティーブンさんは公園内には2000以上のアーチがあると説明した。中でもオススメは「ランドスケープアチ」で、ランドスケープとは景色や景観を意味していて、これこそが代表的な景色と語られた。ここでアーチーズの形成は、地殻変動の圧力により地層が垂直にひび割れた事から地層が雨や風に侵食され薄い岩になった事と伝えられた。

続いて益子は、ガイドのスティーブンさんに連れられ約1時間ほど歩いた所で見つけた奇跡のアーチが「デリケートアーチ」だった。絶壁の所で奇跡的に1つだけ出来たアーチの景色に益子は、感動の声をあげていた。

益子がスタジオで「デリケートアーチ」の撮影の秘話で、壮大過ぎて気づくと1000枚位は撮影をしてしまったと語ると、戦場カメラマンの渡辺が「これはスクープ、大切な記録映像であり、個人としても涙したい」と述べていた。益子も、どこもパワースポットと呼ばれるのも納得出来ると語っていた。また、そこに行くまでが大変だったと自ら撮影した写真を公開すると益子が追いかける状態でスタッフが先を歩く姿が紹介された。ここでゲストの広島大学大学院 准教授の長沼毅氏は、今回、紹介された岩の地形について自分も20年位かけて地球を調べた結果、赤みがかった地形は減ってきている、この映像は大事だと説明した。

情熱のアート!動物たちの求愛。

キーワード
アーチーズ
アーチーズ国立公園

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
14:41~

お天気カメラで大阪・中之島の様子を伝えた。

動物たちの様々な求愛行動を紹介する。

小泉エリと稲垣早希は神戸市・灘区の神戸市立王子動物園に訪れた。東京大学の遠藤秀紀教授に動物の求愛行動について教えてもらうことに。まずは、チンパンジーの求愛を観察。チンパンジーは1ヶ月に1回ほど排卵時に発情するが、その時に生殖器が腫れて発情を雄に伝える仕組みだという。コアラは、オスが繁殖期に大あくびのような特徴的な声を出す。普段使っている声帯とは違う別の声帯から声を出すという。さらに激しい求愛を行うというのがラッコ。メスの鼻にオスが噛みつき、強引に交尾を行うという。一方、アナコンダのオスは爪でメスをくすぐり求愛する。

美しい求愛を見にフラミンゴのコーナーへ移動。オスは冬から春にかけて色が鮮やかになり、赤ければ赤いほどメスに持てるそう。赤くなるためにはカロチノイドという物質をエサから摂取しないとならないが、カロチノイドは体に害をもたらすこともある。それでもオスは毒を食べてでも赤くなり、求愛するという。赤い体をより大きくみせるため、翼を広げて必死でアピールする。一方、タンチョウはメスとオスが向かい合い、ダンスを踊りながら鳴き声でアピールする。

動物たちの変わった求愛行動をスタジオで紹介。ホッキョクグマは求愛の時に変わったポーズをするというが、どういうポーズをするかクイズを出題した。

キーワード
中之島(大阪)
灘区(兵庫)
チンパンジー
コアラ
ラッコ
アナコンダ
フラミンゴ
タンチョウ
ホッキョクグマ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
14:57~

ホッキョクグマは、雪の中をゴソゴソ動くことが求愛行動だという。

神戸市・中央区の神戸花鳥園に、鳥の求愛を観察しに訪れた。オシドリは、繁殖期になると体が綺麗に色がつく。目立つと危険が伴うが、ハンデを背負いながらギリギリのところで派手に飾るという。求愛中のホオジロカンムリヅルを発見。ホオジロカンムリヅルは求愛に頭の上の冠のようなを使うが、この冠は1本1本がねじれていて、太陽の光をねじれ部分に反射させてアピールしているという。インドクジャクは、まず大きな飾り羽を広げながらお尻を見せ、回転して派手な羽をメスにアピールする。ときおり羽をこすり合わせてアピールするという。続いて見つけたのはキンケイ。鬼のパンツのような黄色と黒の飾り羽根を開いてアピールする。この日は5羽のオスが1羽のメスに対してアピールを行っていた。

世界最高のプレイボーイとは?

キーワード
ホッキョクグマ
ハッカン
ショウジョウトキ
オシドリ
ホオジロカンムリヅル
キンケイ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
15:08~

動物博士の遠藤先生が激戦するアートな求愛。巨大な水風船、キジオライチョウの求愛。胸の袋に大量の空気を吸い込み吐き出して音を出す。続いてはまるでホラーな求愛。中国の高山に生息するベニジュケイ。あごの下に垂れ下がっている肉垂を広げてメスに突進する。世界最高のプレイボーイは風鳥。極楽鳥という名前の鳥でニューギニア島に生息する固有種、現在39種が確認されている幻の鳥と言われている。オオフウチョウ、アオフウチョウ、オオウロコフウチョウ、中でも遠藤先生のお気に入りはダンスの名手オナガカンザシフウチョウ。枯れ葉などを掃除して求愛するためのステージを整える。そしていざ開演。メスの反応を見ながら数種類のダンスを使い分けると言う。そしてカタカケフウチョウの求愛はジャンプしながら羽を円形に広げる。

長沼毅先生は「鳥は派手なオスがもてる為、派手な方向に進化していて時に行き過ぎる。暴走進化という。メスがなぜ派手なオスが好きかはわからない」などと話した。

このあとは秘蔵映像満載!神秘に満ちた海のアート。

キーワード
中国
パプアニューギニア
キジオライチョウ
ベニジュケイ
オオフウチョウ
アオフウチョウ
オオウロコフウチョウ
オナガカンザシフウチョウ
カタカケフウチョウ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
15:18~

続いてのテーマはさかなクンも驚いた神秘の世界。秘蔵映像を一挙大公開する。

三重県鳥羽市の鳥羽水族館の飼育生物は約1200種、日本一の飼育数をほこる。ここに世界中で海のアートを撮影してきた学芸員杉本幹さんがいる。江口アナとさかなクンが鳥羽水族館を見学した。日本でここのみに展示しているジュゴンを見たあと、杉本幹さんが登場した。杉本さんは例えばニューカレドニアで生きている化石オオベソオウムガイの現地調査、フィリピン政府との共同プロジェクトで野生のジュゴンの生態調査で水中に潜りアマモを食べるシーンを撮影した。そしてケーブルテレビの生き物紀行番組を14年間担当中、全ての映像を撮影編集構成出演した。パンダイルカといわれるイロワケイルカを紹介、貴重な出産のシーンの映像も見せてもらった。

続いてへんな生きもの研究所でイイジマオキヤドカリ、光を反射する細胞が輝くように見せているウコンハネガイ、カワテブクロ、などを見せてもらった。そしていよいよ秘蔵映像を見せてもらう。テレビ局なみの機材のある部屋に案内された。

貴重な海のアート映像をランキングで大公開!

キーワード
鳥羽市(三重)
ニューカレドニア
フィリピン
ジュゴン
オオベソオウムガイ
イロワケイルカ
イイジマオキヤドカリ
ウコンハネガイ
カワテブクロ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
15:30~

江口アナが「あのさかなクンでさえも驚いた映像」と前説した。

日本一の飼育種類数をほこる鳥羽水族館、学芸員兼広報の杉本幹さんは28年間生きものたちのアートな瞬間を撮影し続けてきた。秘蔵映像をテーマ別にランキングで大公開する。まずは食事のアート。第3位は世界中の海に生息、エビやカニと同じ甲殻類のフジツボ。第二位はメリベウミウシ。第一位はカエルアンコウの餌とりの映像を見せてもらった。

続いては音のアートベスト3。まずはガラバゴスゾウガメ。体重300キロ、声帯がないので声は出せないが首を引っ込める時に音が出る。第二位は雷に吠えるミシシッピワニ。第一位はワン・ニャンと鳴くイヌカエルとネコガエルの映像を見せてもらった。

問題、この生きものは何?正解はクラゲの赤ちゃんだった。

続いては、命の誕生ベスト3。第三位はクサフグの産卵。第二位はタガネ。日本最大の水生昆虫。第一位はピパピパの誕生を見せてもらった。

最後にオーストラリアタスマニア州の雑滅品種カモノハシの映像を見せてもらった。

28年間で最も貴重な映像、南アフリカのコロモ諸島で撮影されたシーラカンスの映像を見せてもらった。

江口アナが「杉本さんがどうしても杉本さんが行ってみたい場所があると言う。今年やっとそこにいらっしゃるという事で同行した。」と前説した。

日本初、イッカクの撮影を北極海で成功。フィリピン沖でジュゴン、

杉本幹さんの青海島・海中撮影に同行した。青海島では、毎年4月中旬に海流に乗って深海魚の幼魚などがやってくるという。地元ダイバーの笹川勉さんが、杉本さんの撮影をバックアップしてくれる。水中カメラマンの峯水亮さんも、この時期の青海島に魅せられた1人。深海魚や浮遊生物の撮影が専門で、図鑑作成のためにこの時期の青海島に来たという。杉本幹さんは早速撮影ポイントに泳いで向かい、体長2cmのヒラメの稚魚を発見。しかし初日の成果はこれだけで、深海魚の稚魚は撮影できなかった。夕方、浜にあるダイバーたちの基地で、その日みた生物の情報交換が行われた。中島賢友さんは、サケガシラの幼魚のを撮影できたという。他にも、サメハダホウズキイカやセメセミエビの幼生、オオカズナギのオスの巣の取り合い、ヤリイカの卵などの写真を見せてくれた。

2日目。杉本さんが二度目の水中撮影を終えた頃、江口ともみさんも青海島に到着した。杉本さんに海のアートを見せてもらった。そこには、ウリクラゲやオビクラゲ、ツヅミクラゲ、ウキゴカイ、キホウボウ科の稚魚などの美しい姿が写っていた。午後1時、9人のダイバーが集結し再び海に入った。2チームに分かれ、杉本さんは最近オオタルマワシとサケガシラが目撃されたポイントへ向かい、江口さんはキアンコウが最後に目撃された場所へ向かった。赤潮だらけで思ったような成果は出なかったが、そんな中チュウガタハダカゾウクラゲの姿は捉えることができた。

その日の夜、ナイトダイビングを行った。スナタコが一瞬にして擬態する様子を撮影することができた。さらに、光に集まってきた長さ1.3mほどのトガリサルバの撮影にも成功した。複数の生命体が連結して泳いでいた。卵を産んで育てる為に樽を利用する、オオタルマワシの姿も捉えることができた。

最終日、9人が集まって一斉に捜索。成果がなかなか得られず撮影時間も残り少なくなってきた頃、杉本さんの目当てだったキアンコウの幼魚をついに撮影することができた。

キーワード
フジツボ
メリベウミウシ
カエルアンコウ
ガラバゴスゾウガメ
ミシシッピワニ
イヌカエル
ネコガエル
クラゲ
クサフグ
タガネ
ピパピパ
タスマニア州(オーストラリア)
カモノハシ
コロモ諸島(南アフリカ)
シーラカンス
青海島(山口県)
ビワガニ
トウカイナガダルマガレイ
ヒラメ
サケガシラ
サメハダホウズキイカ
セメセミエビ
オオカズナギ
ヤリイカ
キアンコウ
オオタルマワシ
ウリクラゲ
オビクラゲ
ツヅミクラゲ
ウキゴカイ
キホウボウ
チュウガタハダカゾウクラゲ
トガリサルバ
スナタコ
青海島(山口県

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
16:09~

杉本幹さんの青海島・海中撮影に同行した。ついにターゲット・キアンコウの幼魚の撮影に成功した。海の生物を撮影し続ける理由について杉本さんは、「こういうアートな生き物を知ってもらうためには、ビデオで撮影しないと伝える方法がない。これをきっかけに環境に興味を持ってくれればいいという想いがあるが、そういう想いを持ったたくさんの人がいることを今回再認識できた。」と話した。

今回撮影に成功したオオタルマワシとキアンコウの幼魚は、5年待っても撮影できない人もいるほど貴重だという。

究極の新種植物発見!?カメラ初潜入!

キーワード
青海島(山口)
キアンコウ
オオタルマワシ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
16:15~

お天気カメラで明石の様子を伝えた。

とりわけアートな植物はなにか、専門家たちに話を聞いた。

地球上で最もアートな植物はなにか、関西中の植物園にアンケートを実施し、関西を代表する専門家4人にプレゼンしてもらった。京都府立植物園の長澤淳一園長は、バオバブを紹介。マダガスカルなどに生息し、樹齢1000年以上と言われている。長澤さんはバオバブの生態を調査し、日本へと持ち帰った。京都府立植物園では世界に8種類あるバオバブのうち、7種類を展示している。なかでも注目はアフリカバオバブで、可憐でアートな花を咲かせる。バオバブは、島という環境が生み出したアートな植物だという。

続いては、河内長野市にある大阪府立花の文化園の本田高史さんがブラジルヤシを紹介。種がカピバラに見えるという。また、羊に見えるオニグルミの枯れ枝の先や、ドクロに見えるキンギョソウの枯れ枝を紹介した。さらにポインセチアは拡大するとよだれを垂らす唇に見えるという。想像力を働かせると意外なアートが発見できる。

咲くやこの花館の久山敦館長は、10年に1度花が咲くというアガヴェフェロクスを紹介。通常は葉っぱのみだが、十数年に1度だけ中心がぐんぐん伸び、その先端に花を咲かせる。高所作業車で上から覗いたが、まだ花は咲いていなかった。花が咲くと、高さ8mほどになり先端に黄色い花が咲かせるという。久山館長は、一度だけの開花に命をかける生き様にアートを感じるという。

奇跡の星の植物館の辻本智子プロデューサーが紹介したのは、アングレカム・セスキペダレ。この花は別名・ダーウィンのラン。細長い管が垂れ下がるこの花を見て、ダーウィンは「この花の蜜を吸えるような長い口を持った昆虫がいるはずだ」と予言し、その予言から40年後に20cmほどの長さの口を持つキサントパンスズメガが発見された。蛾はランの蜜を吸うためにどんどん口を長くし、ランは蛾がもっと奥まで入り花粉が頭にくっつくように管を伸ばしていき、お互い長くなっていったという。ランは、環境適応力・機能性・美しさを兼ね揃えている。

アートな植物はなにかをアンケートで尋ねたところ、ランを挙げた人が多かったという。

ランには世界に約3万種類あり、全植物の約1割にあたる。その生息範囲はとても広く、極地と砂漠を除くありとあらゆるところに生息している。地球で初めて陸上の植物が生まれたのは約4億年前だが、ランの誕生は約6800万年前。しかしその頃、地球はすでに多くの植物で覆われランが育つ土地は残されていなかった。そこでランは、他の植物がいない木や石の上に根を張って生息するようになった。さらに、確実に花粉を運んでもらうため特定の虫に特化している。アブラムシに見える斑点でハチを呼び寄せるパフィオペディルムや、メスのハチに似せてオスのハチをおびき寄せるオフリス、ハチの通り道を作りそこを通ると花粉がつくように誘導するバケツラン、クマガイソウなどの種類がある。ランは独自の進化を遂げたアートな植物である。

キーワード
明石(兵庫)
鶴見区(大阪)
マダガスカル
左京市(京都)
バオバブ
アフリカバオバブ
河内長野市(大阪)
ブラジルヤシ
オニグルミ
キンギョソウ
ポインセチア
アガヴェフェロクス
アングレカム・セスキペダレ
キサントパンスズメガ
ダーウィン
オンシジウム
バタフライ・オーキッド
パフィオペディルム
オフリス
バケツラン
クマガイソウ

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
16:37~

チョコレートの香りがするラン、オンシジウム・シャリーベイビーと、クモの形で虫をおびき寄せるブラッシア・ベルコーサをスタジオで紹介した。鹿児島の離島・竹島で新種のランが発見されたという。

鹿児島・竹島で新種のランを発見した、京都大学の末次健司研究員の現地調査に同行。末次教授がフィンランドの植物学会誌に新種のラン発見について掲載したところ、世界中から問い合わせが寄せられたという。鹿児島県本土から94キロ離れた竹島は、透明度の高い海に囲まれる人口72人の島。リュウキュウチクという小ぶりな竹に覆われている。春になると島の人総出で収穫するタケノコは、「タケノコの王様」と呼ばれ重宝されているという。他にも竹製品を作るなど、竹とともに生きている島。そして、新種のランにもこの竹が大きく関係しているという。現地調査スタートから5分後、キヌランという鹿児島以南にしか咲いていない珍しいランを発見。前回末次教授が新種のランを発見したという場所で40分探したが、発見することは出来なかった。今まで入ったことのない竹やぶにも入り捜索したところ、新種のラン・タケシマヤツシロランを遂に発見。この新種のランは光合成を行わず、竹を分解する菌から栄養分を奪って生きているという。さらに、離島には昆虫が少ないため、つぼみの中で自家受粉できる構造に進化している。タケシマヤツシロランは竹島だからこそ生まれた新種のランだった。

タケシマヤツシロランは1年間で1週間だけしか顔を出さないため、撮影できたのはとてもラッキーだったという。長沼毅は、「進化に進化が重なったようなすごい植物」とコメントした。この謎が解明されれば、暗いところでも農業が出来るようになる可能性もあるという。

富士山の美しさの秘密に迫る!

キーワード
オンシジウム・シャリーベイビー
竹島(鹿児島)
ブラッシア・ベルコーサ
リュウキュウチク
キヌラン
タケノコ
タケシマヤツシロラン

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
16:55~

富士山の美しさの秘密を探るため、渡部陽一と浜口順子が静岡・日本平を訪れた。美術評論家の本阿弥清さんと待ち合わせた日本平は富士山と三保の松原が美しく見える穴場というだけでなく、世界文化遺産に貢献した「絹本著色富士曼荼羅図」が描かれた場所でもあった。本阿弥清さんは10代の頃、初めて新幹線で富士山を見た時に感動しアートの世界と富士山をマッチさせた人生を送ろうと決めたと話した。

渡部陽一達が本栖湖へ移動。千円札の裏デザインに描かれている富士山は、本栖湖から望む富士山の景色だった。静かな時は湖に富士山が映る逆さ富士も見ることができ、稜線がなだらかだからこそ美しく見えるという。また、日本一高い独立峰だからどの方向から見ても空がバックになり富士山が美しく見える。渡部陽一達は本阿弥清さんが所有する影富士やパール富士などの写真を見せてもらった。

富士山誕生に隠された奇跡

キーワード
静岡県
富士山
三保の松原
日本平
絹本著色富士曼荼羅図
本栖湖
逆さ富士
影富士
パール富士
ダイヤモンド富士

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
17:09~

浜口順子が富士山の美のポイントをまとめた。なだらかな稜線、日本一高い独立峰、末広がりのシンメトリーという奇跡が富士山のシルエットを作ったと話した。

マグマ博士の巽好幸教授立ち会いの元、中小企業のものづくりを設備・技術面で支える大阪府立産業技術総合研究所で、2種類の溶岩をマグマにして流す実験が行われた。富士山の溶岩はサラサラとふもとまで流れていき、富士山と違うマグマはドロドロで全く流れなかった。山の形は溶岩の粘り気が大きく左右しており、ドロドロの溶岩は流れず盛り上がる一方、サラサラの溶岩は塊にならず円すい形を作っている。富士山はサラサラのマグマで出来た日本一高い山だった。

火山の位置と密接な関係にあるプレートを模型を使って解説。プレートが100km沈み込む上に火山が並んでいて2013年11月に噴火した小笠原諸島・西之島も含まれている。富士山はユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートに挟まれたトリプル・ジャンクションだった。

小山真人教授は富士山はかつて2つの峰を持っていたと提唱した。10万年前、度重なる大規模な噴火が2つの峰のツインピークスになり、約2900年前、東側の峰が山体崩壊を起こし大きな谷間になった。その後も噴火も続き谷間が埋め尽くされ今の綺麗な富士山が形作られた。

浜口順子がこれまで取材した富士山の奇跡をおさらい。サラサラのマグマが富士山の形を作り、地上で唯一プレートのトリプル・ジャンクションが起き、絶妙な山体崩壊によって美しい斜面が出来上がった。富士山によく似た形のセント・ヘレンズ山も1980年、噴火によって山頂が崩れてしまった。

これぞ究極のアート!宇宙から地球を撮影

キーワード
富士山
セント・ヘレンズ山
小笠原諸島・西之島

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
17:23~

国際宇宙ステーションから送られてくる地球の映像を紹介した後、1人で費用わずか数万円で撮影された地球の写真を取り上げた。

宇宙写真家・岩谷圭介さんの一部始終に密着。岩谷さんは東急ハンズ札幌店で7025円使って材料を購入。発泡スチロール製の機体にカメラとGPSを入れ、機体を1.5mほどの風船に取り付けて浮かせる。3万メートル地点で撮影を行い、撮影後、落下した機体をGPSを頼りに回収するという。去年9月、北海道ニセコ町で撮影を行った際には風船は時速20kmの速さで上昇し1時間半で成層圏に到達、単独では世界最高の48000mの高さから撮影が成功した。岩谷さんは気象庁の予報をもとい風の流れを予測。空気のない場所では風船はどんどん膨らみ一定の大きさで耐え切れず破裂、打ち上げる風船の大きさを調整する事で破裂するポイントが分かるという。

宇宙への旅を始めたのは3年前、大学生の時だった。北海道大学の裏庭で打ち上げた1号機は発泡スチロールにカメラを入れただけで制作費は5000円。機体が飛んでいかないよう凧のように糸が付いていた。飛行した高さはわずか100mだった。失敗を繰り返しながら2012年9月、初めて成層圏での撮影に成功。16号機は土星の輪のようにして機体を安定させ、23号機が38540mを記録、今年の元旦には27号機が初日の出を撮影した。

今回は番組のために関西からの打ち上げに挑戦。落下地点に選んだのは琵琶湖、広大で流れのない湖面は落下地点にぴったり。今回は機体に完全防水加工を施した。琵琶湖から直線距離で120kmの丹後松島から打ち上げる。打ち上げに使う29号機は人に当っても大丈夫なように軽くしていて水に浮かぶようになっている。更に遠方でもアラームが聞こえ見つけやすい工夫がされている。

キーワード
国際宇宙ステーション
ニセコ町(北海道)
丹後松島(京都)
琵琶湖

ワンダーアース~地球はアートで満ちている~ (バラエティ/情報)
17:42~

29号機の打ち上げが行われた。予測ルートを車で走る中、予定時間より遅れてGPS電波を受信。機体は少し流され琵琶湖東側の陸地に落下。出発してから3時間、琵琶湖に到着した岩谷圭介さん達は受信機と音を頼りに機体を回収。カメラは地上の様子や地球の光景を34320mの位置から撮影し、およそ2時間の旅を終えた。

北村真平が「今後工夫していけば太陽と天の川をバックにした地球も撮影できる」と話した。その後、出演者がそれぞれ番組を通してのコメントをして締めくくった。

キーワード
丹後松島(京都)
琵琶湖

スポット

スクール/教育

京都大学

レジャー/交通

iZOO
咲くやこの花館
京都府立植物園
伊丹市昆虫館
海遊館
スカイツリー
通天閣
鳥羽水族館
橿原市昆虫館
大阪府立花の文化園
神戸市立王子動物園
へんな生きもの研究所
奇跡の星の植物館

住まい/暮らし(家庭用雑貨)

東急ハンズ札幌店

科学/環境/気象

大阪府立産業技術総合研究所
  1. 前回の放送
  2. 4月29日 放送
  3. 次回の放送