大正製薬ヒューマンサイエンススペシャル 2012年11月18日放送回

放送日 2012年11月18日(日) 16:00~17:25
放送局 朝日放送

番組概要

オープニング (その他)
16:02~

京都大学の山中伸弥教授が10月にノーベル医学・生理学賞を受賞した。2009年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校グラッドストーン研究所で研究していた山中伸弥教授を取材していた。それから3年が経ち、iiPS細胞やセルフメディケーション、バイパス手術などの最新医療を特集する。

キーワード
山中伸弥教授
ノーベル医学・生理学賞
バイパス手術
セルフメディケーション
iPS細胞
グラッドストーン研究所
カリフォルニア大学サンフランシスコ校

iPS細胞 山中教授の挑戦 (バラエティ/情報)
16:08~

ノーベル・医学生理学賞を受賞した山中伸弥のいる、京都大学iPS細胞研究所に草野仁がやってきた。山中伸弥の提案でオープンスペースの研究室が取り入れられた。ノーベル賞受賞から10日後の山中教授に草野仁がインタビューすると、山中教授は受賞の喜びの感情よりもこれから頑張っていかないとという気持ちが強いと話した。

2009年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校グラッドストーン研究所で取材したときも、教授は多忙だった。ミーティングのあと、助手から報告を受けたりテレビ局の取材を受けたりした。山中教授は、アメリカにいるといろいろな情報が入ってくると話した。

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は、iPS細胞の研究開発のスピードは予想を上回っていると話した。また、1日でも早くiPS細胞を新薬や治療に結び付けたいと話した。

京都大学iPS細胞研究でiPS細胞研究の現場を見せてもらった。iPS細胞は皮膚などの細胞に遺伝子を組み込むことであらゆる組織や細胞に変化させることのできる万能細胞のこと。

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授のもとを、大阪大学心臓血管外科の澤芳樹教授が訪ねてきた。5年前からiPS細胞を使った心筋梗塞治療の研究に共同で取り組んでいる。澤教授はiPS細胞を移植しやすいシート状にすることに成功した。移植後の豚の心臓には心機能の改善がみられた。また、理化学研究所ではiPS細胞から網膜再生の臨床試験をおこなうことを目指している。

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ノーベル・医学生理学賞
カリフォルニア大学サンフランシスコ校
グラッドストーン研究所
iPS細胞
大阪大学
心筋梗塞
理化学研究所

iPS細胞 山中教授の挑戦 (バラエティ/情報)
16:20~

京都大学大学院の斎藤通紀教授は、マウスのiPS細胞から卵子を作ることに成功し、さらにその卵子を体外受精させそのマウスの赤ちゃんを誕生させることに成功した。生殖機能のメカニズム解明や不妊症治療薬開発に期待される。

慶応義塾大学の岡野栄之教授は、6年前からiPS細胞を使った脊髄損傷治療の研究に山中伸弥と共に取り組んでいた。岡野教授のチームはiPS細胞から作成した神経細胞を、脊髄損傷したマウスに移植させることに成功した。2010年にはサルでも実験に成功した。しかし脊髄損傷した患者に自らのiPS細胞を移植すると治療のタイミングに間に合わないので、山中教授はiPS細胞ストックを考えていて、拒絶反応が少ない特殊な人の細胞からiPS細胞を作製する。

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iPS細胞
慶応義塾大学
不妊症
脊髄損傷

がん 最先端治療 (バラエティ/情報)
16:25~

食道がんから復帰したなかにし礼を竹下景子が取材した。なかにし礼は約4000曲を作詞し、2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞した。2012年2月に食道がんが見つかり最先端治療を受けた。なかにし礼は心筋梗塞を患ったことがあり、心臓に負担のかかる全身麻酔は避けたかった。なかにし礼はインターネットで陽子線治療を発見した。

国立がん研究センター東病院で陽子線治療の治療室を見せてもらった。陽子線を様々な角度からがん細胞に照射する。従来のエックス線治療では病巣周囲の細胞も傷つける恐れがあったが、陽子線はがんに集中した照射ができる。

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長崎ぶらぶら節
直木賞
陽子線治療
食道がん
心筋梗塞

がん 最先端治療 (バラエティ/情報)
16:32~

なかにし礼は陽子線治療1か月後の検査では病巣がきれいに消えていた。なかにし礼の治療を担当した国立がん研究センター東病院の秋元哲夫医師は経過を追わないとがんが治ったとはいえないと話した。

現在陽子線治療ができる施設は全国に7ヵ所ある。先進医療のため健康保険は適用外で約290万円かかる。従来のエックス線治療も進化しており、がん・感染症センター東京都立駒込病院では動体追尾照射をスタートさせる。動体追尾照射は動く腫瘍に追尾して照射することが可能になった。

大きくなってしまった肺がんは最新医療でも治療が難しい。病巣が広がった場合は片方の肺をすべて摘出しなければならない。岡山大学病院の大藤剛宏准教授は肺を摘出するとがんは治っても呼吸不全になるジレンマがあると語った。大藤剛宏准教授は、2010年に摘出した肺からがん病巣だけを切除し、肺を戻す手術に成功した。この手術は岡山大学病院で6例おこなわれている。

がんから復帰したなかにし礼は、命ある森羅万象からエネルギーをもらい、与えていると話した。

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陽子線治療
リンパ節
健康保険
エックス線治療
肺がん

脳卒中 最先端治療 (バラエティ/情報)
16:40~

脳卒中の治療最前線を紹介する。夫婦漫才の宮川大助・花子の大輔は脳卒中経験者である。

キーワード
脳卒中

脳卒中 最先端治療 (バラエティ/情報)
16:42~

大阪府堺市の51歳の女性が脳梗塞により右半身麻痺が残っている。しかし、最新の治療法により発症半年をすぎても治る可能性があるためそれにかけてみる。

東京慈恵会医科大学病院リハビリテーション科の阿保は、TMS治療を行っている。磁気刺激により脳のバランスがよくなる仕組みである。大阪府の脳梗塞を患った女性が阿保を訪れTMS治療を行った。

脳梗塞を患った女性が退院の時に、入院時のテストを受けるとTMS治療の効果が出た。動かなかった右手が動くようになった。そして退院してから3週間後再び女性を訪れると、右手を使いながら料理を一人でできるようになった。

大輔は脳出血によりダンスの練習中に倒れた。医師にはきょうが山場だと言われたが、乗り越えられた。現在も意識障害や左半身の麻痺などに悩まされているが、いまも舞台には復帰している。

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TMS治療
脳出血
堺市(大阪府)
脳梗塞

糖尿病治療 最前線 (バラエティ/情報)
16:54~

糖尿病の最新の治療法を紹介する。ザ・ニュースペーパーの渡部又兵衛は糖尿病の合併症で左足を切断している。更に、糖尿病の三大合併症も患ったことがある。また、動脈硬化も起きている。

旭川医科大学の笹嶋は、糖尿病の合併症による足の壊疽を切断せずに、血管バイパス手術という方法により治療することができる。笹嶋により足の切断をまぬがれた患者は600人以上いる。

笹嶋は江戸川病院を訪れ、以前手術した患者を訪れた。しかしもう片側の足も壊疽しているので、再度血管バイパス手術を行わなければならない。

笹嶋が担当した女性の足は歩くことができるようになった。笹嶋は患者が完全復帰できるまでがゴールだと話している。

糖尿病には善玉ホルモンアディポネクチンという物質が効果がある。これを発見したのは東京大学大学院医学系研究科の門脇である。門脇は患者に飲んで欲しいとコメント。

番組ホームページが表示。

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ザ・ニュースペーパー
血管バイパス手術
東京大学大学院医学系研究科
アディポネクチン
インスリン
町村信孝
渡部恒三
糖尿病
網膜症
腎症
神経障害
番組ホームページ

薬局の新たな試み (バラエティ/情報)
17:05~

東京足立区のあやせ薬局では薬局で出来る糖尿病検査機を導入した。採血から6分で検査結果が出る。足立区では研究の一環として無料でおこなわれている。検査した12.6%に糖尿病の疑いのある数値が計測された。糖尿病の疑いがある場合は病院受診を勧める。

このプロジェクトを筑波大学の矢作直也准教授は、生活習慣病はセルフメディケーションが重要だと話した。米ノースカロライナ州アッシュビル市では、医師や薬剤師が連携して患者の健康を管理するプロジェクトをおこない、医療費削減に成功した。

アッシュビル市の取り組みを日本にも導入しようと、福井大学医学部附属病院を視察した。そして10月から福井イキイキプロジェクトが始まった。根來薬局では薬剤師による問診や検査がおこなわれ、結果のデータを開業医や大学病院と共有する。薬局を訪れた女性は呼吸器に疾患があったため、薬局で病院の紹介状を書いてもらった。

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福井大学医学部附属病院
足立区(東京)
糖尿病
アッシュビル市(アメリカ)
福井イキイキプロジェクト

”病気の起源”に迫る! (バラエティ/情報)
17:14~

京都大学大学院の森和俊教授は、病気のメカニズムを解明する鍵となる不良品タンパク質を研究している。細胞内のタンパク質が酸素や栄養の欠乏などストレスにさらされると不良品タンパク質になる。不良品タンパク質が細胞内に蓄積されると様々な病気の発症につながる。森教授は不良品タンパク質を検知する分子と修理を開始させる分子を発見した。

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不良品タンパク質

iPS細胞 山中教授が語る未来 (バラエティ/情報)
17:16~

iPS細胞を研究する山中教授が、医療の最先端で見据える未来とは?

キーワード
iPS細胞

iPS細胞 山中教授が語る未来 (バラエティ/情報)
17:19~

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は、臨床研究に協力し再生医療を軌道に乗せたいが、それ以上にiPS細胞を使った薬の開発を望んでいると語った。iPS細胞を道具として日本中の研究者に広めて、新薬開発につなげてもらいたいと話した。

キーワード
iPS細胞

エンディング (その他)
17:19~

京都大学iPS細胞研究所の山中教授は、iPS細胞の開発は不老不死を目指すのではなく、人間が健康に生き健康に寿命を全うできるようにすることが夢であり目標であると語っている。

キーワード
山中教授

スポット

スクール/教育

京都大学大学院
筑波大学
京都大学

科学/環境/気象

京都大学iPS細胞研究所
京都大学 iPS細胞研究所

美容/健康/医療

国立がん研究センター東病院
東京慈恵会医科大学病院
旭川医科大学
がん・感染症センター東京都立駒込病院
江戸川病院
根來薬局
岡山大学病院
あやせ薬局
  1. 11月18日 放送