ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ 2017年1月8日放送回

放送日 2017年1月8日(日) 0:50~ 1:40
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:50~

ドラクエは如何にして誕生し今も夢中にさせるのか。今夜数々の伝説が明らかになる。

キーワード
堀井雄二
千田幸信
鳥嶋和彦
すぎやまこういち
ドラゴンクエスト

ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ (バラエティ/情報)
00:52~

発売日には徹夜の行列ができるドラゴンクエスト、シリーズ3作目は380万本のヒットを記録した。ドラクエはこれまでのゲームの概念を覆した。主人公となる自分の名前を打ち込むところから始まり、仲間と旅に出てモンスターを倒すことでレベルが上がる。自分の人生では味わえない壮大なストーリーとファンタジックな世界観で心を掴んできた。山田孝之が最初にプレイしたのは5作目だったという。魅力は堀井雄二の作るストーリー、鳥山明が描くキャラクター、すぎやまこういちによる壮大な音楽である。

1作目から30年、現在ドラクエは11作目の開発中である。今回開発の舞台裏の撮影が許された。中心にいるのが堀井雄二、30年にわたりシナリオを手がけてきた。最新作も堀井のストーリーを基に映像が組み立てられている。5月からはゲーム機を使いチェックを繰り返している。ロムチェックという工程で、堀井はプレイヤーの気持ちになりきり客観的にチェックしている。ドラゴンクエストの開発初期にNHKの取材に答えた時から堀井の姿勢は変わっていない。その理由は24時間ゲームのことを考えているためである。

山田孝之が堀井雄二を訪ねた。マンションの一室を改装した仕事場を見学した。今回、番組HPで募集したドラクエにまつわる質問をぶつけた。女性(21)から「ドラクエを始めるときはいつもプレーヤー名は何にしているか」と質問。ゆうぼんと別に内緒の名前があった。山田は毎回「そらまめ」だという。女性(42)から「主人公が民家でタンスを開けるなどし、それを勇者ヨシヒコでネタにされていることについてどう思うか」との質問、堀井は人の家に行くと勝手に冷蔵庫を開けたりすると話した。女性(37)から「ドラクエを作る上で大切にしていることは」との質問、堀井は自分がプレーヤーになった時にワクワク楽しめ面倒くさくないものにしているという。

ドラゴンクエスト最新作のオープニングが完成した。魅力的なキャラはどのように作られているのか、今回も鳥山明が担当している。鳥山を長年担当しドラクエの仕事の際の窓口になっている伊能編集勝を訪ねた。鳥山は良い人でメールの文面も丁寧だった。主人公のデザインを仕上げる際のやり取りを見せてもらった。物語上、衣装にフードをつけて欲しいとのオーダーに対し、フードを付けると剣の位置が腰になるなど勇者らしさが薄れるとし、先生のこだわりがあった。本人はイラストが動くことを前提に描いている。

鳥山がこれまで描いたキャラは500以上、その裏でで無数のボツデザインが存在する。めげず30年続けてきたのか理由を本人に訪ねたいとお願いすると手紙が届いた。正直、そんなに続くならお断りしていたなどの内容が書かれていた。デザインは楽しくもキツく、ファンタジーとはいえ時代設定を外してデザインするわけにもいかず、回を重ねる度に騙し騙し描いている状況だという。たまに妙なデザインを楽しむとボツになり、昔のように雑魚モンスターを好きなように描かせてもらっていた頃を懐かしく思う事もあるという。しかし新作も頑張ってデザインしていると書かれていた。

すぎやまはゲーム音楽に本格的なオーケストラサウンドを持ち込んだ第一人者で、30年間ドラクエの音楽を制作している。制作現場を訪ねた。現在最新作の曲作りの真っ最中で出来たばかりの新曲を披露していた。30年続ける原動力はドラクエ愛だという。曲のベースにあるのは一貫してクラシックである。すぎやまはザ・タイガースに代表されるグループ・サウンズでお馴染みで、特撮・アニメ・CMなどの曲を書いてきた。しかしゲーム音楽では違う発想が求められるという。ポピュラー音楽は最初の印象で客を掴むのが大事だが、クラシックは何回聞いても飽きないもので、ゲームは必然的にクラシックをベースにするのが正解と考えているという。今年すぎやまは30周年記念コンサートの最後にサプライズの表彰を受けギネス記録に認定された。

女性(30)から「キラーパンサーの名前がどれも微妙です。意味があるのですか」との質問。堀井はゲレゲレを選んだ人は多いんじゃないかとし、山田はゲレゲレは一番なくボロンゴだったという。男性(20)から「ドラクエVIIのキーファはなんで意味ありげに退場した後、話にすら出こないのですか」との質問、堀井は最初はもっと後にいなくなる予定だったが、いろんなものを与えていなくなるのは辛いから早くしたが、種を与えたのにとか言われたと話した。男性(39)から「ドラクエが成功して一番良かったと思う事は」との質問、堀井は天職と思うくらいゲームが好きで、他のサラリーマンでは辛い人生を歩む気がするとし成功して良かったと話した。

ドラクエがどう誕生したのか。33年前、とあるゲームコンテストをレポートした少年ジャンプの特集記事で、取材し記事を書いたのが当時29歳の堀井雄二だが、内緒でテニスゲームを出品し入選した。堀井の友人で記事を以来した編集者の鳥嶋はエニックスのゲームコンテストで千田さんという方がコンテストでソフトを作るとなり、テレビでNHKだけ決まり出版社をリストアップして鳥嶋の所に来た時に独占でやらせてくれといい、取材を堀井がやって投稿していたという。コンテストの映像がNHKに残っている。表彰式には堀井雄二の姿もあった。この表彰式で堀井はドラクエを作ることになるプログラマーの中村と出会った。当時、家庭用ゲーム機が登場したばかりでアクション、シューティングが全盛の時代で、2人はRPGに注目した。「ウィザードリィ」「ウルティマ」を混ぜ合わせようという話になったという。

鳥嶋和彦は、堀井雄二と中村光一が「ウィザードリィ」と「ウルティマ」のいいとこ取りでゲームを作ることを聞き、「是非ジャンプで追いかけたい」ということで、内部の人間を説得するため、鳥山明にデザインをお願いした。開発にあたって千田幸信は「We Are The World」のメイキングビデオを見てヒットするという前提でモノを作っているのを見て、世界一のゲームを作ると宣言しドラクエをスタートさせた。堀井雄二は「コンピューターってどうしても冷たいイメージがあるので、なるべく人間臭いセリフを書こうと、システムじゃなくて、わかりやすく、とにかく」と話した。

鳥嶋和彦は鳥山明の描くドラクエの敵キャラクターについて「鳥山さんのモンスターは必ずユーザーと目が合うように目が描かれている」と話した。中村光一は当初作曲家すぎやまこういちの参加に反対していた。中村は「仮に作ってもらっても大作曲家に違うとは言えない」と話した。しかし、互いに共通してハマっていたゲームがあり、お願いすることとなった。

ドラクエ完成までのこり1週間という時間の中、すぎやまこういちが作曲をすることとなった。すぎやまはたった1週間で8曲を仕上げた。序曲に至ってはたった5分で作った。こうしして、1986年5月27日ドラゴンクエスト第1作が発売された。翌年に発売されたドラクエ2は、品切れ続出の大ヒットとなった。第3作はさらに爆発的ヒットとなった。

キーワード
ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
堀井雄二
すぎやまこういち
鳥山明
池袋(東京)
ドラゴンクエスト
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ドラゴンボール
ドラクエ
ザ・タイガース
帰ってきたウルトラマン
ギネス世界記録
ドラゴンクエストVII
キーファ
週刊少年ジャンプ
エニックス
ウィザードリィ
ウルティマ
ジャンプ
ドラゴンクエスト2
ドラゴンクエスト3

エンディング (その他)
01:36~

エンディング映像。

スポット

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