目撃!日本列島 選「喜久次と辰次〜岐阜 幇間(ほうかん)物語〜」

放送日 2017年1月7日(土) 11:30~11:54
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
11:30~

幇間と呼ばれる男芸者・喜久次と見習い幇間の辰次の日々を追う。

キーワード
幇間

喜久次と辰次 〜岐阜 幇間物語〜 (バラエティ/情報)
11:33~

岐阜・川原町ではかつて芸者遊びが盛んだった。現在、岐阜市に唯一の頃お茶・満豊。喜久次は小さな頃から日本舞踊を習っていたが、幇間になることは考えていなかった。20代の頃に稽古に通っていたお座敷で芸を披露し、人を楽しませる事に魅了され、幇間となっていた。

8月。弟子の辰次が夏休みに入り、本格的な稽古が始まっていた。踊りは喜久次が大切にいている芸で、1年近い下積みを経て、やっと教わる事を許された。唄は「どんどん節」で、振り付けは喜久次が考えた。最大の見せ場は、逆さで表現する鯱だが、辰次は全然上がらなかった。

辰次の本業は大学生。管理栄養士を目指し、勉強をしながら幇間の修行を積む毎日。日本文化に興味があり、着物姿で優雅に舞う喜久次に憧れ弟子入りしたが、就職するか悩んでいる。お茶屋の女将は「女性よりも何倍もの努力がいる」と語った。

喜久次はこれまで岐阜でたった一人の幇間だった。女性目当てに来てる客としては、男の自分は煙たがられるのは理解していた。でもそのほうが指摘してもらえる点も多く、成長に繋がったという。辰次の座敷披露も控え、三味線の音に動きを合わせる練習を重ねる。男であっても誰もが美しいと感じる舞を弟子につなごうとしている。しかしその思いは告げず、気負わずやってほしい、本人がどれだけ続けてくれるかに任せるとコメント。

辰次が舞を披露する本番がやってきた。座敷が重なったため、喜久次は来ることが出来ない。緊張はしないが焦ると話す。1300年以上の歴史を持つ長良川の鵜飼いを観に10万を超える人々が屋形船にのる。船の上で踊る舞妓は岐阜の夏の風物詩。どんどん節で辰次が出番を迎え、拍手の中で終えた。すごく緊張したが楽しめた、シャチホコも乗り越えたとコメント。ところが師匠は楽しむのは大事だが、お客様本位でやってほしい、苦しいはずだと厳しい声。そのとおりだな、と甘えていた部分に気付かされた。

鵜飼いのある夏はかき入れ時のため、あっというまに毎日が過ぎていく。幇間の修行に専念できるのも残りわずか。母が熊本から辰次に会いにやってきたため、喜久次が招いた。話にしか聞いていなかった息子の幇間としての働きをみて、師匠の人柄も見て安心できた様子。1年の修業を続け、顔つきも変わった辰次は覚悟を決められたと話す。いい形でバトンタッチしたい、適正はあると思うと喜久次が評価。プレッシャーになりすぎないようにしたいという。

キーワード
幇間
川原町(岐阜)
満豊
どんどん節
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