NHKスペシャル “認知症800万人”時代「母と息子 3000日の介護記録」

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)とは、NHKのドキュメンタリー番組である。略称は、「Nスぺ」単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2013年11月25日(月) 0:10~ 1:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)

きょうの放送は認知症などによる介護の一部始終を放送。撮影を行ったのはディレクターの相田洋さん。専門家らの話し合いの裏側もお見せする。

キーワード
認知症

母と息子 3000日の介護記録 (バラエティ/情報)

今夜の放送は相田洋さんが3000日に渡り母・相田フイさんの認知症介護を映像に収めた記録を紹介。認知症は65歳以上の4人に1人だとされている。

1997年、相田フイさんの元気な姿が映像に収められている。生前、相田フイさんは看護師をしており、子ども3人に恵まれた。遡ること1976年に父を亡くしており、隣に住む澤田ツヤ子さんを頼りにしていた。

相田さんは平成10年の2月にフイさんの認知症に気づいたという。当時、フイさんは料理嫌いになり、ぼーっとすることが多かったという。更に新田医師らは、認知症の気づくサインは自分が思い出せないことから始まると解説。

相田洋さんは母・フイさんのためにカナダ製のテレビ電話を設置。これにより離れた自分の家からテレビ電話でフミさんの様子を観察した。1日に2回ほどこれで確認をとった。

相田洋さんがフミさんを観察するために行ったテレビ電話についてトーク。和田行男は、たまたま相田さんがとった方法だが、これは正解だったと話した。

2000年から介護保険制度が始まり、ケアマネージャーやヘルパーなどの介護を利用できた。しかし、相田洋さんはこのような事を行っておらず、仕組みがよくわからなかったという。このため、相田さんは弟と泊まりこみで介護を行っていたという。

ある日、相田さんが異様な匂いに気づくとフイさんが排泄物を漏らしていた。服は脱ぎっぱなしになっており、フイさんは自分がしたことだと気づいていなかった。相田さんによると、この時は自分すぐ前の行っていた事すら覚えていなかったという。

相田洋さんがフイさんについてトーク。2004年、フイさんは転んで骨折、リハビリ専門病院に行ったが、1日40分ほどしかリハビリをしてなかった。このため、周りからは余計に認知症が進むと釘をさされたのだという。

現在、認知症の初期段階から支えるという取り組みが行われている。認知症の人から聞き取った内容をファイルにまとめており、本人の意志があるうちに聞き取るのがポイント。上野秀樹はこの事について、この取り組みを利用すればフイさんは一人暮らしが可能になったかもしれないと解説。

フイさんの認知症が進んだことにより相田さんは同居を決意。2005年に立川市で同居をはじめ、これによりフイさんの表情は明るくなったという。しかし、たまに認知症によりボケとも思える行動もあり、フイさんの体型も痩せていったという。

幸せな生活に戻ったと思われたが2007年、フイさんの太ももにブツブツとした模様が現れ帯状疱疹を発病。フイさんは「痛い」とずっと訴えており、ペインクリニックを受診し完治させた。

ペインクリニックに通い帯状疱疹が治った後、フイさんはだんだんと元気を取り戻した。食欲も旺盛だったが、食べたことなどを忘れるため大変だったという。

フイさんは2008年に入ると排便が困難となった。自分でもいつしかた分からず、シーツなども汚していた。このため相田さんの介護生活は大忙しだった。この事について秋山正子は、このような状況について医学的にもっと追求する必要があると話した。

新田國夫が認知症による排便問題について解説。高齢になると大腸の機能が弱くなり、当たり前の状態で便が出るという。このため、自分の指でお尻を触るのは当たり前の事だと話した。

介護生活における排泄問題。相田さんはフイさんの排泄問題を解決しようとタッチセンサーを購入。これを便器の手すりにつけ、手すりに触れると音がなるという仕組みを取り入れた。

センサーによる効果は大きかったが、午前3時などに音がなることもあったという。その度に相田さんは起きて排泄の手伝いを行った。しかし、記録映像には陽気に振る舞う相田さんの姿があった。

映像を観た新田國夫は、このような陽気な介護がよいと話し、秋山正子はこれだけの介護が出来たのは夫婦の協力が大きかったと評価した。

在宅介護を支える切り札とされているのが小規模多機能型の居宅介護。ユーザーのその日の都合の合わせて介護を合わせられるというもの。リハビリも兼ね、料理や選択など自分で出来る事を行い、夜は家族の事情に合わせ施設にそのまま寝泊まりできる。

小規模多機能型居宅介護についてトーク。和田行男は、ケアマネージャーを変えなければいけないため、変えたくない場合はこの仕組を使えない。しかし、今の時代に置いて意味はあると話した。

99歳を迎えたフイさんは記念に写真を撮影。笑顔の写真が残された。しかし、2010年、食欲が徐々に衰退、物が喉を通らなくなっていた。この事について新田國夫は嚥下障害だと解説、身体が炎症を起こしている状態だという。

自宅での最後を看取る事について秋山正子は、医療的なものは行わないがケアを行うという選択があると解説。更に新田國夫は、最期は何事も満足することが大事だと話した。

2011年、ついにフイさんは誤嚥性肺炎により入院。担当の医師からいつ亡くなってもおかしくないと言われたという。その後、意識がない状態が続き、相田さんは自宅で母の最期を看取る選択をしたが医師に止められた。

フイさんは3つの病院を転々としたあと、2011年8月11日に亡くなった。最後に相田さんは介護全体を振り返り、人が死ぬまでの状況をフイさんが全て見せてくれたと話した。

キーワード
相田フイ
認知症
澤田ツヤ子
介護保険制度
立川市(東京)
帯状疱疹
小規模多機能型居宅介護
嚥下障害
誤嚥性肺炎

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